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中1時点で100万円の進学資金準備のできない家庭は進学は無理? 参考用

2019-10-21 07:33:28 | 日記
先日、我が子が帰宅後、いきなり、
「ねえ、私の家、100万円ある?」
と聞いてきました。
100万円???
私「現金では持ってないけど、どうしたの?」
我が子 「今日、先生から、中1のこの時点で、教育資金が100万円ない場合は、
進学は難しいって言われたよ。ねえ、あるの?」
なるほど。子どもにとっては大金の100万円。私も親に聞いたことがあったなあ。
あるって言われたとき、なぜか心底ほっとしたなあ。
私 「もちろん、あるよ」
我が子 「ああ、よかった。先生が、今の時点で準備できない家庭は、
相当頑張らないと、卒業までに500万円準備できないって言ってらしたから、心配で」

うん?ちょっと、待て!!なぜ100万円から、いきなり500万円になった?


私 「意味わからないんですけど、なんでいきなり500万円になったの?」
我が子 「だって、4年制国立で、授業料だけで、240万円、入学金も合わせたら、260万円でしょ。
ここは、まず大学そのものが少ないから、都会に出るから、アパートの敷金・礼金・家財・電化製品で100万円。
ああ、そういえば、高3になったら、模試や受験費用で1年間に100万円ぐらい、あっという間に使うらしいよ」
私 「ああ、それで500万円なのね…」
我が子 「そうそう、あとは、1年間に100万円ずつ貯めればいいから、よろしくね!!」
と、鼻歌を歌いながら、自室に行きました。

よく入学までに300万円貯めればよいとか、雑誌で見ますよね。
あれって、一人暮らし資金と、入学金・前期費用なんですよね・・・
後は、奨学金とかバイトで、まかなうということでしょうか?
でも、子どもが13歳までに100万しか準備できない家庭が、普通考えて、あと400万円準備できるかどうか…
我が子は、簡単に年間100万円貯めればいいとか言いましたが、
日々生活をし、支払いをし、なおかつ私立に子どもを行かせている一般家庭が、
家の貯金とは別に教育資金という区切りで、年間100万円貯めれるかどうか…
ちょっと難しいんじゃないかなあ…

そういわれてみれば、我が子の通学する私立は、高校の時点での奨学金がありません。
成績優秀な生徒には、授業料免除はありますが、
高校で奨学金を借りて返済というシステムは大々的に言われていません。
もしかしたら、相談すれば、教えてもらえるかもしれませんが、
よその高校みたいに、大々的にはしていません。
また、大学受験説明会の時に、しっかり言われたのは、
「安易に奨学金を借りないでください。奨学金は借金です。
お子さんを縛ることになります。お子さんが返済しないと、次の人が借りれなくなるシステムです。
今一度、ご家庭で、ご確認をしてください」
ということ。
ですから、学力だけで進学しても、バイトで残念ながら単位が取れなくなり、退学ということもあること。
悲しいけれど、親はそういうことも考えて、進学させてやらなければなりません。