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生活者の大半薄氷の上を歩いている 参考用

2019-10-02 07:40:46 | 日記
昨日からいよいよ消費税10%が実施されました。
また、少し前ですが、老後資金問題2000万円撤回など、
明るいニュースは、なかなか経済面にしてはありませんね。

先週末、友人合計6人と会ったのですが、
70代を超えて、現役でまだ旦那さんが働いている経営者を除くと、
みんながそんなに余裕のある生活をしているとは言えない状況でした。

若い時には思いもしなかった介護問題と亡くなった場合。
特に、私の住んでいる地域は、離婚して実家に帰ってくるケースが多い。
自分が子どもを抱えて、実家に帰ってきても、役所に世帯割(1軒の家に2世帯住んでいる)をすれば、
母子家庭関係の手当てが出るなど、経済的には、困窮まではしていかないケースがほとんどです。
実際親も若いので、育児もしてくれれば、経済的に何かと手助けしてくれる場合も多く、
共働きの夫婦より、経済的に安定しているお宅もあります。
でも、ここで、しっかり働いていないと、思わぬ悲劇になることもあります。
友人Aは、旦那さんが働かないので、離婚。その当時は、両親も生きていたので、
実家に帰り、子どもが3人いたため、手狭になったので、自宅を改築。
両親は共働きだったので、年金は豊富に受け取っていたことも、大きな要因。
ところが、自分が帰ってきてから、両親がわずか5年の間に死亡。
子どもは、成人していると、遺族年金は受け取れないので、パートを
10年以上掛け持ちし、子どもは、それぞれ入学までは準備したけれど、
後は自力で卒業・就職。
要するに、かなり過酷なバイトをして、卒業したということです。
実際上の男の子は、ガストで8時まで働き、10時から授業に出ていたとのこと。
真ん中の女の子は、准看護学校を卒業し、働きながら正看護師の取れる学校に再度入学。
下の子は、地元に残り、就職。
など、気が付けば、自分も60歳近いという。

また、ほかの友人も、親の介護資金が見当もつかない。
それによっては、家だけはあるけれど、貯金なんて無理。
というのが3人います。
都市部と違い、田舎は、なかなか家が売却できない。
ですから、お荷物になるだけ。
別にアパートを借りるのも、難しそう。
と、話すことで、ストレスは解消できても、みんなが大変そうです。
みんな薄氷の上を歩て生きている、というのが実感です。