台南・ダイアリー

台湾の台南市で3年、新竹市で2年駐在して、色々な所へ行ったり美味しいものを食べたりしました。

台湾牛肉泡麺第16口 - 一度贊清燉牛肉麺 ( うまいもの )

2008年10月22日 | うまいもの


   

今日は
台湾牛肉泡麺 ( カップ牛肉麺 ) シリーズの
16食目。

前回、
” 味味一品川味麻辣牛肉鍋 ”
で書いたとおり
「 今回と次回でこのシリーズは終わる。 」

それで、
今回と次回は両方とも
カップ牛肉麺としては初めての
総合評価60点越えの
ヤツを紹介するゾ。

今回は
優秀なカップ牛肉麺をどんどん売りに出している
” 一度贊、イットツァン - 台湾語でサイコーの意味 ”
の新製品
” 清燉牛肉麺、チントゥンニョウロウミェン ”だ。

ほとんど紅焼系しかなかった
カップ牛肉麺界にあえて
清燉を投入した一度贊。

最初から言っておくが、
この試みは
どえらい成功してる

そう言ったって
まぁ、カップ麺の話だ
気楽に読んでみてちょんまげ。




とりあえずは
ビビビっ
とこいつのふたを開けてみると、
ほとんど業界初の清燉牛肉麺だが
中身は一般的な搭載内容の、
揚げ麺、乾燥スープ、調味油、
それにレトルト牛肉のパック
- の構成になっている。




それから、
レトルトの牛肉パックの中身を
皿にあけてみたら、

一度贊の特徴が良く出てる
形は不規則だけど、
煮崩れしてない牛肉がいっぱい入ってる。

良い感じだ!

清燉だから、当然煮汁も透明だネ。




お湯を入れて3分間、
蓋を開いて中身をぐるぐる混ぜ、
レトルトの牛肉を上にのせてみた。

スープの色を見ると、ちょっと黄色みがかって
こいつが、いわゆる
” すっきり-上海系 ”
じゃなくて
” 濃厚-蘭州系 ”
の、牛肉のダシがこってり出た
清燉牛肉麺だってことがわかる。

少しだけスパイスをつかってるが
基本は、牛肉だけの
まぁ、日本人にもとっつき易い香りがする。

一口スープを飲んでみて

「 おー! こりゃ確かに
  台北の ” 張家清真黄牛肉麺 ”
  とか、
  新竹の ” 清真牛肉麺館 ”
  で食うみたいな清燉牛肉麺の味を
  うまいこと再現してるなァ♪ 」

って思った。

肉も、他の一度贊シリーズと同様で、
そんなに良い部位ではないが、
とにかくカップ麺にしては
いっぱい入ってる。

それと特に注目したいのはこの麺だ。

オレはいつも台湾のカップ麺の麺のことを
「 ヘロヘロだ-。 」
とか
「 グニャグニャぢゃぁ。 」
とか、
けなしまくってるけど、

” 台南開廟麺 ”

って、特に名売っているこの麺は
コシはそんなにないけど、
ある程度太くて、食感も ”もにょっ” としていて、
他のカップ牛肉麺の離乳食みたいなヤツよりは
はるかにマシだ!




- ってぇことで
まとめとして、
いつもやってる点数表に評価を書いてみた。

今回の
” 一度贊清燉牛肉麺 ”
は、
スープ、牛肉ともに点数が高い上に、
いつもの評価で足を引っぱっている麺も
それほど悪くないから、
すごく高い点数になった。

実際この麺は、
今オレの大のお気に入りで、
よく、買ってきた葱をきざんで入れたりして食っている。
くせも少ないし、
日本人にもとっつきやすい麺じゃないかナ。

 ・・・・・ ただ、
この前、横浜の家に帰ったとき
何個か買って行って
かーちゃんと息子に食わせたんだが、
オレの予想に反して
何故か二人とも
次回報告する
すげー辛いカップ麺の方を高く評価していた。

人の好みは本当に判らネー。
だから、
このレポートを読んだ人は
ぜひ、今回の
” 一度贊清燉牛肉麺 ”
と、
次回紹介するヤツの二つとも食ってみてくれ♪


それでついでに、
今回書いた
” 一度贊 ”
シリーズについてちょっとまとめてみる。

一度賛の今売られている銘柄は、
ライバルの満漢大餐よりはかなり少なくて
下の11種類だ。

濃郁‧勁燉排骨麵
醇釀‧清燉牛肉麵 ○
拱嘴-川味牛肉 ○
拱嘴-五更腸旺
藥膳排骨
藥膳羊肉爐
紅燒牛肉
牛 肉 ○
爌 肉
精燉牛肚
蔥燒牛肚

オレは薬膳以外は全部食ってみたけど、
今回書いた清燉以外は全部かなり辛い。

そしてこのなかじゃあ
やっぱりこのBLOGでも照会してる
右に○印のある3種類が
ウマイなぁ
 - と、思ってたりするんだナ。





さて最後に、
いつもの牛肉泡麺の話と同じで
今回もちょっと
別のものについて書く。

今回の話は、
台湾の海鮮屋さんでよく食べる
” 草蝦、ツァオシャー ”
についてだ。

台湾の海鮮屋に行くと、
日本人はまぁ、そうでもないが、
殆どの台湾ロコは
この草蝦を蒸したものを注文する。

にんにくを効かせて
蒸したヤツもあるけど、
エビの風味が判んなくなるから、
オレは清蒸が好きだナ。

夕暮れ時の夏林路。

暑っついマチにやっと吹いてきた
ちょびっとだけ涼しい風にふかれながら、
露天の海鮮屋で、

こいつをつまみに、
カッキンに冷えたビールをごきゅっと飲めば、

「 あー・・・、ホント台南だなぁ・・・ 」

って
しみじみ思ったりするんよネ。

インドネシアに居たときも、
こいつをよく食った。

皿の上の生きた草蝦にウイスキーをふりかけて、
火をつけたらさっとガラスのボウルをかぶせ、
生きながら蒸し焼きにするんだ。

でも台湾じゃあ、
そんな派手なパフォーマンスはない。
一般的で、ごく地味な食材として、
どこの海鮮屋においてあるもんだ。

高級なミセだと、
プリッとした大きさもそろったヤツが出てくるが、
安いミセなら、
やせたのや太ったの、
でっかいのや小っちゃいのが 混ぜ混ぜで 出てくるから、
他の人に遠慮せず、
うまそーなのから食っちまおう。

日本では
” 草蝦 ”
っていうと、秋の季語で、
本当に緑色の手長蝦のことを意味するんだが、
台湾なんかで食うこいつは、
” ウシエビ ”
っていう、
日本じゃあブラックタイガーの仲間のヤツなんだ。

分類的には
クルマエビの仲間になるけど、
どれも淡水で養殖されてるエビなんで、

まぁ、くれぐれも生食はしないようにナ!

- っていう、
ありがたい注意をして
今回は終わってしまうのであった。


じゃあネ!



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10月17日の練習 - 休み(飲んじゃった)
10月18日の練習 - ジムでウェイト&トレッドミル6km
10月19日の練習 - 休み(釣りに行きました)
10月20日の練習 - ジムでウェイトとクロカンマシーン30分