☆ こにゃんこのケセラセラな毎日 ☆

人生なんてケセラセラ
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客観的になるのは難しい

2012年08月09日 | コナン
今日は発達外来の保護者向け集団カウンセリングに行ってきました。

カウンセリングは、子供の年齢ごとにいくつかのグループに分かれていて、ワタクシは中学生のグループです。

それぞれ、子育てしていく中での、子供の問題行動や対処などで困っていることを挙げ、
ママ同士の体験談を話したり、臨床心理士のアドバイスを受けたりします。
今回は、Aちゃんママのお悩みについて討論しました。

Aちゃんママ。Aちゃんのことを心配して、あれこれ手を尽くしているのですが、
中2になったAちゃんにどこまでやってあげたら良いのか分からない、とこのこと。

これって、親は誰しもぶつかる壁ですよね。子離れの時期とかね。

ただ、Aちゃんママの場合、あまりに我が子の心配をしすぎて、ちょっと手を掛け過ぎているように感じました。
子供の学校生活において、親が口を出し過ぎている、という印象を受けました。
あくまで、ママさんの話を聞いて、ですが・・・。

心理士の先生もおっしゃっていましたが、もし、Aちゃんがクラスでの授業についていけていない、
もしくは、担任が面倒を見切れない、となったら、自分がクラスに行って、Aちゃんの面倒を見る
というのは、いささかやりすぎ
(「たられば」話で、実際にやったわけではないですが
ママの心配も分かるけれど、子供は小学生ではなく、もう中学生。
ほとんどのことを自分で出来るようにしていかないと、自立出来なくなってしまいます

Aちゃんママの場合、自分のフォローが子供の自立への手助けになる、と思っていました。

人って一生懸命になりすぎると、客観的に自分を見るのが難しくなりますよね

心理士の先生から、意見を求められて、ワタクシも意見を述べました。
「そこまで手を掛けるのはいかがなものか?」と・・・。
Aちゃんには弟くんがいるのですが、弟くんはいい意味でほったらかしのよう。
「どうして、弟くんは放っておけるのに、Aちゃんにはそんなにやってあげるの?」と尋ねたら
ママさん、ハッとした顔をしてらっしゃいました。

他のママさんからは、「何かあった時に、そのことに対してどういった対応をしたらよいか
子供にアドバイスはしてあげても、自分がその場に出て対応しない方が子供のため」
といった意見が出ました。

自分の一生懸命な思いが、他のママさんから、「いかがなものか?」と意見されて、
Aちゃんママ、ちょっととまどっていました。

分からなくはないんですけどね。学校生活で子供が困ってるんじゃないか、と心配になる親心。

心理士の先生は、「学校は子供が生活していく場所。親があれこれ口出しする場所ではありません。」
とおっしゃっていました。

ワタクシもね、コナン&ジナンにとって、良いお母さんしているとは言えないし、
あれこれ口出しするうるさいハハだけれど、ちゃんと子離れ出来るようになっていきたいな、と思いました。








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