正装したオジサンと着飾った犬は童話大賞の授賞式の行われる会場に着いて、一人と一匹は緊張して会場に入って着席しました。
そして、司会者に紹介されて壇上に上がったのです。
『貴方の作品は、子供に限り無い希望と夢を与え、児童文学の世界を発展させることへの功労に対して、ここに表彰します。』
とプレゼンターから賞状と副賞が手渡されました。
オジサンは大喜びして受け取り、涙目で賞状をずっと見ていました。
その時、オジサンが賞状に書かれている授賞者の名前が、オジサンではなく、犬の名前であるのに気が付きました。
オジサンは
『そうだね、殆ど犬の意見で作られたからなぁ。』
と納得しました。
そして、また会社がお休みの時にパソコンの前でオジサンが、『う~ん。』と言って腕組みするのが始まりました。
今度は動物や植物と相談しないで自分で童話を作ろうと頑張っているようです。
『う~ん、う~ん、う~ん。』
おしまい
そして、司会者に紹介されて壇上に上がったのです。
『貴方の作品は、子供に限り無い希望と夢を与え、児童文学の世界を発展させることへの功労に対して、ここに表彰します。』
とプレゼンターから賞状と副賞が手渡されました。
オジサンは大喜びして受け取り、涙目で賞状をずっと見ていました。
その時、オジサンが賞状に書かれている授賞者の名前が、オジサンではなく、犬の名前であるのに気が付きました。
オジサンは
『そうだね、殆ど犬の意見で作られたからなぁ。』
と納得しました。
そして、また会社がお休みの時にパソコンの前でオジサンが、『う~ん。』と言って腕組みするのが始まりました。
今度は動物や植物と相談しないで自分で童話を作ろうと頑張っているようです。
『う~ん、う~ん、う~ん。』
おしまい
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