surf & ashtanga

 サーフィンとたま~にyoga日記!

平日の海。

2007-11-08 | surf
土曜日休みじゃない分、水曜日が隔週で休みだ。
下田の海はサーフエリアが狭い割に県外からも沢山のサーファーが集まってくるので、休日は今の季節でもかなりの混みよう。
乗って楽しめるセットの波は数分から数十分おきにやってくる。
一つの波に乗れるのはレギュラーとグーフィーに分かれたとして二人のみ。
波のピークに近い人。早くテイクオフした人に優先権がある。
休日で人が多いと上手い人がバンバン乗ってしまい、なかなか順番が回ってこない。
なので、人が少ない平日は楽しみも倍増するのだ。

昨日のサイズは腿~腰。ブレイクも遅いので今の僕にはとても良い練習になる波だった。
海に入れるのは精々週一なので、波がなかったり、あっても大きすぎてハードだったり、丁度いい波に出会えるのは滅多にない。
そんな自然次第で歯がゆいところもサーフィンにのめり込んでしまう一因かもしれない。






昨日は確実に横に滑って行けるようになったし、ちょっとだけだけど、ボードも動かせるようになった。
ファンボードに復活してから3回目だけど、ファンボードも楽しくなってきて、このボードでもう少し練習した方が上達する気がしてきた。
ヨガ的に言うとツインフィッシュのボードをクラッシュして修理に出したことも、注文したNEWボードが2月まで入荷しないことも、
偶然ではなく必然的に神様が仕向けたことなのか。

午後になっていつものT浜のセンターから右寄りで波待ちしていると、ボディーボーダーのローカルおじ様が僕に向かって「にいちゃん、もう少し左でやった方がええよ。」と。
僕は何を意味しているのか分からず、キョトンとしていると、「ロングは左側で乗ることになってるから、長めな板はロングの隣くらいでやった方がええで。」とのこと。
ああそう言うことね、と理解し素直に「分りました!」と言って移動した。
そう、ここT浜では左側の川を挟んで左側がロングエリア、右側がショートエリアと暗黙のエリア分けがされているのだ。
基本的にはだいたいみんなエリア分けを守っているけど、ほんの数名気にせず入ってる人もいる。
僕は中間な長さのファンボードだったので、その日は全然気にせず入っていたのだが、
言われてみれば、その日はいつもより乗れていて、僕よりも明らかに上手な人も、僕の方がテイクオフが早くて波を譲ってもらうシーンが何度かあった。
自分も少しは上達したかと勘違いしていたが、ボードの長さが長くて浮力もあればショートボードに比べてテイクオフが早いのも当たり前。
ロングとショートのエリア分けは事故防止のためと言われているけれど、深いところにはフェア精神の考えもあるんだなと、
最近目にするフェアトレードって言葉から思い巡らされた。
気がつくといつの間にか、ロングとショート秩序よく交通整理されていた。
こんなローカルおじさんの存在もこの浜が好きになるひとつの要因なのだ。


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