久しぶりの多々戸、どんだけかと思ったら2ヶ月振りだった。少し前まで一番好きなポイント、今は2番目かな。前夜の予報から多々戸が良さそうだった。久しぶりなのでちょっとわくわく。予想以上にサイズは上がっていて大きいセットは頭以上あった。グーフィーの波はセンターより右側が良さそうだったのでハードなのは分っていたが1本目は挑戦してみようとそちらからゲッティングアウトしようとしたがドルフィンスルーがしっかりできていないのでなかなかアウトに出れず右側岩の方に流されて行ったので諦めた。誰が見ている分けではないが内心恥ずかしい思いをした。ドルフィンスルーをしっかり練習しようとは思いながらも怠っていた付けが回って来たのだと反省...
一旦岸に上がりアウトに出やすそうな左側から入った。波のサイズは胸~頭で台風のグランドスウェルのようなゆったりと波長の長い波。オフショアの風が強かったけど海面はちょっとザワつく程度で整っていた。サイズが上がると波待ちしていてもちょっとワクワク、ドキドキした緊張感がある。
1本目は胸くらいの波に乗った。僕からすれば久しぶりに乗る大きなサイズだったので一気にボトムまで降りてしまった。ボトムターンの途中でダンパー波に巻かれて撃沈。結構速かったが初めてそのサイズに乗った時ほどの速さは感じなかった。2本目は失敗して3本目はインサイドに人が居て何もできずそのまま直滑降。
ブレイクする前の波はゆったりとやって来て形良さそうに見えるけどワイドなダンパーブレイクなので大き目のセットはやたらと手を出す気になれない。小さ目は厚くてなかなか板が滑り出さない。人も多めだったので1RD目は1時間半でその3本だけだった。
とてもいい天気でオフショアの風に巻き上げられる波しぶきに何度も虹が見えた。
いつもは午前中2RD、お昼挟んで3RDで15時頃には海から上がるが、この日はもう1RD入ることにした。
波待ちしていて乗れそうな波がやって来るとボードの向きを変えながら周りのサーファーとアイコンタクトを取る。乗るつもりかどうか?、ピークはどっちが近いか?、相手の技量は?
普段は相手の方が上手い場合が多いので対外は譲ってしまい次の波を期待することが多い。一度波に乗ろうとして近くにいたロングボーダーと目が合った。明かにそちらの方がピークに近かったので譲って見送ろうとしたら、そのロングボーダーが微笑みながら「あっ、乗るならどうぞ」みたいに見送る素振りをしたので、慌ててテイクオフの体勢に入り直した。幸いその波に乗ることができて良かった。折角譲ってもらって乗りそびれたら申し訳なく思ってしまう。そんな風に譲ってもらったのは初めてだったのでとても気分が良かった。アウトに戻ってお礼を言いたかったが目が合わずに言いそびれてしまった。
この日のテイクオフ成功率は18/28(64%)だが半分以上は波がやや落ち着いた4RD目に乗ったものだ。
朝4時43分に家を出て帰ったのは18時38分、行きも帰りも真っ暗だったので1日があっと言う間に終わってしまった感じだ。
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