北の森から眺めてみれば

北海道に移り住んで十数年。ここから眺めた身近な世界、遠い世界の出来事をつづる日々雑感。

民主党代表選

2010-09-13 | 政治・経済
一言いえば「バカバカしい」に尽きるのである。

詳しくいうと、まず発足してたった9ヶ月で国民の期待の8割を裏切り、支持を大幅に下落させた張本人である「無能総理」と「金権幹事長」が舞台からおりて選挙で勝つための「顔」として立てたのが菅総理であった。

ところが、その菅総理が「はしゃぎすぎた」のか増税発言をしたために、せっかく挽回したバカボン総理と金権幹事長による失地(支持率)を、また半分以上失ってしまった。これは菅の認めるとおり失敗だった。

ここは、菅にもう一度ふんどしを締め直してもらって、「若い民主党」に頑張ってもらって、着々と「改革」を進めてもらいたい。民主党全体で(挙党体制で)これを支えてもらいたい。というのが国民の願いなのである。

しかし、事もあろうにこの選挙敗北の元々の原因を作った小沢と鳩山が、たったの3ヶ月で「復権」を狙っているのである。それを支えようとしているのが、長老と主体性のない「小沢ガールズ」を中心とした権威とコネとカネに振り回される「旧自民党的」な政治屋たちである。

ここで私が選ぶ選択肢は、
たとえバカでも無能でもいいから、まだ総理の職務を執行する機会の与えられていない管直人にやらせて見ろ、と言うことである。ダメならダメでいい、民主党員なら少なくともそれを支えてやれるところまでトコトンやって見ろ、ということである。

「経済対策を何とかしなければ」なんていうマスゴミの誘導に引っかかってはいけない。「バブル崩壊」「リーマン・ショック」などに対して有効な政策もないまま日本経済はここまで低迷してきたのである。いまさら有効な対策など期待するだけ無駄なのである。

国民の世論は「健在」である。小沢の危険な匂いをちゃんと嗅ぎ取っているのである。民主党議員が結果として小沢を選ぶなら民主党にも、日本国にも「いまだ明日は見えず」と言うことなのである。国民の「希望」の象徴は、沖縄の普天間、名護市にあるのである。

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