北の森から眺めてみれば

北海道に移り住んで十数年。ここから眺めた身近な世界、遠い世界の出来事をつづる日々雑感。

大津市のイジメについて

2012-07-14 | ニュース斜め読み
大津市のイジメによる自殺が公になり、社会問題となっている。

言うまでもない事だが、人がいじめられても良いいかなる理由もありえない。

社会人として未成熟な中学生は叱られたり諭されたりしながら成長するものである。

しかし、批判される事はあっても「いじめられて当然」などという事はありえない。

なぜなら、イジメというのは「人権に対する犯罪」だからである。

教師が生徒を指導するとき、時として指導の枠を超えてしまう事もあるかもしれない。

つまり、怒りに支配されて行き過ぎた罰を与えてしまう場合である。

しかし、教師の生徒に対するのはあくまでも「指導」でなければならないし、

根底には将来を担う若者に対する愛が(我が子に対すると同じように)なければならない。

教師が生徒に「いじめられている」と感じられる指導をする事は論外であるし、

教師は教え子との間にそうした人間関係を築いてゆくのが仕事と心得るべきである。

生徒間のイジメを見落としたり、軽く見たりするのは重大な過失である。

そういう教師は職業に対する適正を欠いていると言える。

教師が生徒に理解してもらわなければならないのは、「人権を尊重すること」である。

「他人の人権を否定する者には、自分の人権を主張する事はできない」という事である。

大津市の被害者、加害者をめぐるニュースは、その事を教えてくれている。