北の森から眺めてみれば

北海道に移り住んで十数年。ここから眺めた身近な世界、遠い世界の出来事をつづる日々雑感。

あの人は今…

2005-07-07 | 生活・文化
 タイトルを見て早とちりをした人もいるかも知れません。
いわゆる「一発屋」(たった一曲だけヒットを飛ばし、後は忘れられたような歌手)のことではありません。
そう、あの「ピアノマン」です。
4月7日、イギリス北部の海岸でずぶぬれになってフラフラしているところを保護。
全く言葉を話さず、目も合わそうとせず、まるで記憶喪失のように呆然としている。

 彼の不思議さは確かにその通りですが、私はもう一つ「マスコミの関心」にも不思議なものを感じます。あれほど連日のように取り上げ、真相追求のため現地スタッフをあちこち捜査に駆り出した局もあったようですが、その後「少し下火になったかな」と思ったら、今では殆ど無視か忘れられたようです。

スポーツ観戦

2005-07-06 | スポーツあれこれ
 函館市の中学校体育連盟の大会(中体連)が始まりました。仕事(写真撮影)のため、各会場を渡り歩いています。初日はあいにくの雨のため、室内競技となり、バスケットボール、卓球、バドミントンなど観戦しました。学校対抗形式で試合が行われるのですが、選手達は皆一生懸命プレーしていて、見ているだけで清々しい気分になります。自分では経験のない種目であっても、じっと見ているうちにそのスポーツの面白さが理解できるようになります。

 バスケットボールなどかなり点差の付いてしまう場合、その差は一体どこにあるのか、チームの鍛え方がどう違うのか、個々の能力でどこが優れ、劣るのか段々と見えてきます。とは言っても素人のこちらには、専門的なことは分からないのですが、例えばボールをすぐに取られてしまうのは、周りをよく見ていないことが大きい様な気がします。また、相手ボールを取るためには、相手の考えを先読みし、いち早く相手のパスコースをカットする反応が必要です。

 コート内にいる相手選手の一人一人の特徴をいち早くつかみ、正確なシュート力のある選手にはなるべくボールを持たせない、ドリブルのうまい選手にはコースをブロックするディフェンス、ゴール下のリバウンド処理など、戦うための作戦オプションは沢山あった方が良いのでしょう。

 しかし、何と言ってもこの競技もサッカーと同じで、ボールをしっかりキープしコントロールするための技術を磨かなければ「作戦」以前の段階で負けです。強いチームはやはりボールのキープ力、ドリブルやパスの正確さ、そして3ポイントシュートをどこからでも狙えるように良く鍛えられていると言うことを感じました。