北の森から眺めてみれば

北海道に移り住んで十数年。ここから眺めた身近な世界、遠い世界の出来事をつづる日々雑感。

ダイナミックな政治変革の予感

2012-11-29 | 政治・経済
「日本未来の党」が出来て、今までの政局がガラッと様変わりしつつあるように見える。
「維新の会」「太陽の党」など第3極と呼ばれてきた一連の離合集散劇を見ていると、それらのことごとくが権力欲しさの野合そのものであり、国民・生活者の期待に応えられる代物ではないことは殆どの国民は感じ取っていたに違いないと思う。
しかし、ここに来てようやく「一番ましな」政治勢力が形作られつつあるようだ。

言うまでもなく、民主党政権はここで終わる。
世論調査などから予測すると、自民・公明が最大議席を獲得するだろうが、それでも単独過半数行くかどうかだろう。
そこへ大惨敗し、四分五裂となった民主党の中から野田一派(松下政経塾)が合流してやっと過半数まで行くかどうかだろう。
政権自体はなーんにも変わらないし、心ある国民にとって期待できるものがなかった。…というのがこれまでの推移だった。

しかし、ここで出てきた新たな第3極「日本未来の党」は大きな可能性をはらんでいる。小沢一郎、亀井静香らの古狸はマイナス要素でもあるが、ヘタレ民主や、勘違い自民よりは際立った刷新力を持っている。何しろあの加藤時子や坂本龍一が応援団に加わっているのである。