北の森から眺めてみれば

北海道に移り住んで十数年。ここから眺めた身近な世界、遠い世界の出来事をつづる日々雑感。

人生のアラーム

2007-11-14 | My History
自分の人生のアラームをセットしました。
あと半年の命です。
半年後、自分としては遺憾ながら
この世界と別れなければならなくなりました。
このアラームは正確ではないけれど、
間違いなくその近辺に行くと
動作し、私はわたしでなくなります。

さあ、私はこれから残されたわずかな人生を
一体どう過ごしたらよいのでしょうか。
今までやりたかったことを少しでもやりますか。
それともなにか記念になるものを
形になって出来るだけ長く残るものを作りますか。
こんなちっぽけな私でも、一国の総理大臣と変わらない
夢とか希望とか、色々と持っているものです。

友川かずきという私と同い年の歌手がいます。
「生きているって言ってみろ」という歌があります。
さあ、どうだ。お前は今肉声で「生きている」って言えるのか。
本当は「死んでいる」んじゃないか。
生きているって言える証のようなものがあるのか。

そんなメッセージが込められている。
歌手として洗練されていない、泥臭い、決して「うまい」とは
言えない歌を作り、自分で歌い続けている。
彼は間違いなく「生きている」って言える仕事をしている。
私は後ろから来る「そいつ」を受け流す、そんな存在なのである。