先日尾高賞が発表された。尾高賞とはNHK交響楽団の指揮者で1951年(昭和26年)に亡くなった尾高尚忠の功績を称えて創られた賞(NHK交響楽団主催)で、過去1年間に初演された管弦楽作品を作曲した人のなかから選ばれる。そして、今年はその尾高尚忠の長男である尾高惇忠に贈られたが、彼が受賞するのは今回が2回目であり、前回は1981年に受賞している。
尾高賞ではこれまでに三善晃が6回、西村朗が5回受賞している。他にも複数回受賞している人は何人もいる。まあ、それだけ日本の管弦楽の作曲家の底辺が広くないということでもあるようだ。しかしながら、西村の盟友でもある吉松隆は1度も受賞していない。
それにしても、今回の尾高賞、選考委員のひとりでもある人に賞が贈られている。これに関してもやはりちょっと首を傾げたくなってしまう。
尾高賞ではこれまでに三善晃が6回、西村朗が5回受賞している。他にも複数回受賞している人は何人もいる。まあ、それだけ日本の管弦楽の作曲家の底辺が広くないということでもあるようだ。しかしながら、西村の盟友でもある吉松隆は1度も受賞していない。
それにしても、今回の尾高賞、選考委員のひとりでもある人に賞が贈られている。これに関してもやはりちょっと首を傾げたくなってしまう。