先日(17日)NHKホールで開かれたNHK交響楽団第1839回定期公演を聴いてきた。指揮はウラディーミル・アシュケナージ。オーボエはフランソワ・ルルー。
【演目】(※はアンコール曲)
R.シュトラウス/交響詩「ドン・ファン」
R.シュトラウス/オーボエ協奏曲ニ長調
※グルック/「オルフェオとエウリディーチェ」から「精霊の踊り」
〜 休 憩 〜
ブラームス/交響曲第3番ヘ長調
《19時00分開演 20時55分終演》
1曲目。アシュケナージは指揮台の上に乗るや否や音楽がスタート。それもかなりのハイスピード。金管と打楽器の生き生きした音色が心地よい。しかし、中間部ではスピードを少し落としてオーボエ、ファゴットの音色をしっとりと聴かせる。そして、終曲部では導入部と同じようにまたハイスピードに戻り快活に終わる。意外と言っては失礼だが、1日目の1曲目としてはかなりの演奏だった。
2曲目。フランソワ・ルルーのオーボエを聴くのおそらく初めて。温柔敦厚にして自由闊達な音色は非常に魅力的。加えて、オケの面々への気配りおよびアンサンブルも語弊のある言葉かもしれないが、なんかラブラブ感があり、聴いていてなんかほのぼのとした演奏だった。で、面白かったのだがアンコール。ステージ左脇に置かれていたピアノを第1ヴァイオリン横に持ってきて、そこでアシュケナージが伴奏をすることに。これには場内から大拍手。ルルーの素晴らしい音色に何処となくたどたどしいアシュケナージの音色が重なりあり、ご愛嬌のアンコール。良いものを聴きました。というより見ました。w
3曲目。この曲はあの弦楽の粘りのある畝るような演奏がポイントだと私は勝手に思っているが、アシュケナージはその点をかなりあっさりとさせていて、個人的には若干物足りなさを感じる。
【演目】(※はアンコール曲)
R.シュトラウス/交響詩「ドン・ファン」
R.シュトラウス/オーボエ協奏曲ニ長調
※グルック/「オルフェオとエウリディーチェ」から「精霊の踊り」
〜 休 憩 〜
ブラームス/交響曲第3番ヘ長調
《19時00分開演 20時55分終演》
1曲目。アシュケナージは指揮台の上に乗るや否や音楽がスタート。それもかなりのハイスピード。金管と打楽器の生き生きした音色が心地よい。しかし、中間部ではスピードを少し落としてオーボエ、ファゴットの音色をしっとりと聴かせる。そして、終曲部では導入部と同じようにまたハイスピードに戻り快活に終わる。意外と言っては失礼だが、1日目の1曲目としてはかなりの演奏だった。
2曲目。フランソワ・ルルーのオーボエを聴くのおそらく初めて。温柔敦厚にして自由闊達な音色は非常に魅力的。加えて、オケの面々への気配りおよびアンサンブルも語弊のある言葉かもしれないが、なんかラブラブ感があり、聴いていてなんかほのぼのとした演奏だった。で、面白かったのだがアンコール。ステージ左脇に置かれていたピアノを第1ヴァイオリン横に持ってきて、そこでアシュケナージが伴奏をすることに。これには場内から大拍手。ルルーの素晴らしい音色に何処となくたどたどしいアシュケナージの音色が重なりあり、ご愛嬌のアンコール。良いものを聴きました。というより見ました。w
3曲目。この曲はあの弦楽の粘りのある畝るような演奏がポイントだと私は勝手に思っているが、アシュケナージはその点をかなりあっさりとさせていて、個人的には若干物足りなさを感じる。