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引越しいたします。

UAA声明:グルジャ大虐殺は中国の人権記録における一大汚点であり続けている。

2011-02-07 01:51:38 | ニュース

Ghulja Massacre remains a stain on China’s human rights record.
在米ウイグル人協会 2月4日

グルジャ大虐殺の14周年にあたり、在米ウイグル人協会(UAA)は中国当局に対しその1997年2月5日及びそれに続いた弾圧において当局がかかわった野蛮な行動に全面的な説明をすることを要求する。その日、東トルキスタン北西部のグルジャ(中国語:伊寧)市内において警察は非武装のウイグル人抗議活動者に対して銃撃を行なった。目撃者は1万から1万5千人の抗議活動者の多くは若い男性であったと報告した、しかし完全武装した準軍事的警察により殺傷された群衆の中には女性と子供が存在した。当局はその後に続いてウイグル人を一斉検挙した、その中には逃亡した抗議活動者、デモに参加したと疑われた人たち、そしてその家族さえもが含まれていた。

中国政府はアムネスティ・インターナショナルを含む国際的な人権団体によるグルジャにおいて重大な人権侵害の事実の存在の調査をすること、デモ参加者の不満を発表することなどの要請を無視し続けた。アムネスティのような団体はグルジャでの1997年の抗議活動や区都ウルムチで2009年7月5日に起こった抗議活動で火花を発したウイグル人の不満を発表することの必要を強調してきた。

2010年4月に新疆党書記張春賢が新任となった、前新疆党書記王楽泉の後任でありウオッチャーの中にはより透明性のある地方政府への希望を抱いた者もいたが、当局が刑事上のそして司法の手続きをより公の精査に向けて始めていくという徴候は全くなかった。2010年の下半期ウイグル人ジャーナリストやブロガー達に終身刑を含む長期の懲役刑が宣告されたことが報道された、それらは秘密裁判で公式には報道されなかった。加えて、東トルキスタンの法廷においてはウイグル人を迫害するために、また何事もないようにウイグル人異論派を弾圧する為に「国家機密」容疑に重度に頼り続けている。

今年初めに発行された世界全体の人権状況についての報告書において、ヒューマンライツウォッチは中国政府がウルムチで2009年に、チベットで2008年におきた抗議活動の調査への手助けを履行しないことを批判した。

「中国政府は未だにチベットや新疆での抗議活動の直後に訪問を申請した国連人権高等弁務官や他の数人の特別調査官への招待状を発行していない。」

2009年7月5日広東省でのウイグル人労働者への致死的な襲撃への後、ウイグル人たちは正義を求めて街頭に繰り出した。ウイグル人権プロジェクト(UHRP)にインタビューされたウルムチでの抗議活動者は恣意的拘束、就職差別、そして教育におけるウイグル語の排除が抗議活動に油を注いでいると訴えた。UHRPによってインタビューを受けた目撃者らは中国の警察が激しい銃撃を他のタイプの極度な実力と同様に抗議活動者に用いたと報告した。目撃者の報告は中国政府発表の事実と著しい相違を見せていた。

中国当局は7月5日の騒乱への独立かつ国際的調査を許可することを拒否しつづけている、そして7月と9月両月にウルムチを動揺させた騒乱についての情報を管理、操作することを試み続けている。東トルキスタンにおいて7月5の夜の後に施行されたインターネットと携帯電話のロックダウンは住民と国際的なウォッチャーに何がウルムチで起こっていたかの情報を得ることを妨げた。コミュニケーション遮断はまた当局が7月5日の抗議活動と暴力に参加していたことの責めを負う個人の進行中の恣意的拘束、不公平な裁判、そして処刑についての情報を不明瞭にする働きかけに伴なっていた。

グルジャにおいてのデモ参加者はグルジャ市における宗教の抑圧と民族差別に終止符を求める非暴力の行進に参加していた。抗議活動に火を付けた諸政策の中には「マシュラップ」として知られる伝統的なウイグルの集会活動の禁止があった。中国当局は「マシュラップ」をデモの直前に禁止した、それらがウイグル人青年の間にあったアルコールやドラッグの濫用との戦いに成功を収めていたにもかかわらずである。

皮肉なことに、中国官員は禁止され続けられている「マシュラップ」をユネスコの保護が必要とされている世界中の「無形遺産」伝統のリストに提出した。ユネスコは中国の提出を受理し、緊急に保護を必要とされる伝統のリストに「マシュラップ」を加えた。中国当局が「マシュラップ」を保護することをこの集会活動に対する禁止を解くことなく声明したことは、政府のカシュガル老城(旧市街)の破壊に照らしても更に皮肉なことである。その破壊は2009年の2月に始まった。中国官員は国内、そして国際的な保護運動家や人権団体がこの老城を徹底的に破壊することを止めようと、そしてカシュガル老城をユネスコの中国シルクロードの場所として提出に加えようとの嘆願を無視しつづけている。

2011年末までにカシュガル老城の大部分はは消滅するだろうと見積もられている。カシュガル、とりわけ老城はずっとウイグル文化のゆりかごとしてみなされてきた、そして古代シルクロードに重要な停留所としての任を勤めてきた。当局がこの計画に対して2009年2月前に老城に住んでいた20万人のウイグル人住民に抱かれていた深い懸念を無視してきたということを示唆する証拠がある。住民たちは移転したいかどうかに関して選択肢は与えられず、そして何世代にもわたって住んできたウイグル人家族の財産への適切な補償がされていないという多くの報告がある。

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