宮崎信行の「新・夕刊フジ」

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

7年ぶりの補選吸収解散の憶測も、参院岩手補選は10月10日(木)告示され令和6年2024年10月27日(日)投票の見通し

2024年08月18日 20時45分21秒 | 国政統一補欠選挙
 公設第一秘書の配偶者を公設第二秘書にすることで、後者の給与を騙し取ったとして詐欺罪を念頭に東京地検特捜部の捜査を受けた広瀬めぐみさんは、議員辞職し、在宅起訴となる見通し。

 これに伴う、参議院岩手補欠選挙は、10月10日(木)告示で、令和6年2024年10月27日(日)に投開票となる見通しです。

 直近の国勢調査では、岩手県の人口は120万人、53・2万世帯、面積は本州最も広い1万5000平方キロメートル、高齢化率は33・9%となっています。

 春の統一補選で自民党は政治とカネの問題で議員辞職した、長崎県内の小選挙区で不戦敗となっています。秋の統一補選でも不戦敗を選び、国政選挙では異例の無投票当選となることもありそうです。その場合でも、10日(木)の午後5時までは選挙運動がなされます。

 補選吸収解散となると、7年ぶりとなります。この際は、死亡した自民党議員の息子が出馬しましたが、解散で「弔い補選色」が薄れたことから、元職が国政復帰して、きょうまで立憲民主党議員として議席を維持しています。

 秘書給与の着服では、小生の友人関係でも、言えないことは複数あります。が、広瀬前議員は、数百万円というべらぼうな高額とみられ、資本主義経済循環の秩序に対する重大な挑戦であり、形式的な金額から、裁判での一発有罪は避けられないとみられます。一方、過去に警視庁に立件され有罪判決を受けた立憲民主党の辻元清美代表代行が朝日新聞の取材に「公人として」反省していますが、資本主義経済循環の秩序の破壊は、財務省造幣局・日本銀行が発行する通貨を使うすべての人間にとって許されない言語道断の蛮行です。早稲田大学の先輩ながら、私とは生まれた階級が違うから、永久に話が噛み合わないという気がします。私の祖父は、二大政党崩壊の翌日に村会議員からスライドするかたちで村の収入役となり戦争に行っていませんし、もう一人の祖父はJR紀勢本線最大の観光名所「白浜駅」の初代駅舎と現存するホームを設計して現場監督として完成させた後に、練兵場に召集されましたが、敗戦直前のみなし公務員のなんちゃって召集です。資本主義経済秩序に関しては話がかみ合わないのだろうなという気がします。

 以上です。

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