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ニュースサイト 宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

【今後提出される法案】「競馬法」附則の時限措置の延長法案を「森山・坂本体制」で前倒しの構想

2025年09月01日 18時14分09秒 | 【法案】今後提出される法案
https://kokkai.hateblo.jp/entry/2025/09/01/181218

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[写真]JRA日本中央競馬会の「中山競馬場」(千葉県船橋市)、10年前の2014年、宮崎信行撮影。

 農林水産省は、3年前に改正した「競馬法」の附則に「平成十七事業年度から令和九事業年度まで」「協会が行う競馬活性化業務に必要な経費の財源に充てる」とした規定の延長を、森山裕、坂本哲志両元農相が力を持っているうちに改正するために、第219回臨時国会に前倒す準備を始めたことが分かりました。

 先々月の第27回参議院議員通常選挙では、現職の宮崎雅夫さんが「土地改良区・水土里ネット」の推薦で「目安」とされる12万票を超えながらも、裏金をめぐる自民党への逆風で落選しました。土地改良は二階派の利権ですが、競馬監督課が橋本行革後に初めて「畜産部」から「畜産局」に再昇格したのは森山さんの力が強く、中央競馬の売上を土地改良・構造改善事業にも「流用」できるようにする改正をめざしているようです。

 3年前の競馬法改正では、地方競馬の各地、各種の従事者の声を立憲民主党が拾い上げるかっこうとなり、政府と立憲の審議前の駆け引きが活発化しました。中央競馬をめぐっては投票する側が3着までしか配当金を得られないのに、馬主は18位でも配当金を得られる究極の格差となっているため、中央競馬、地方競馬の全体の議論につながることもありそうです。

 以上です。
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