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宮崎信行の国会傍聴記 ニュースサイト

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

小沢一郎代表、もうすぐ麻生首相と会談へ

2008年11月17日 17時35分36秒 | 第170臨時会(2008年9月~12月)麻生兵糧攻め
 民主党の小沢一郎代表は東京・隼町交差点の民主党本部で午前10時から開いた役員会で、「今日中に麻生首相と会談したい。解散先送りで景気対策をするとしながら、国会に第2次補正予算案を提出しないのは矛盾している。ついては、今国会に補正を提出するかどうか確認したい」との趣旨の発言を、鳩山幹事長、山岡国対委員長、輿石参院議員会長に話しました。

 そのうえで、麻生首相の回答次第では、あす(18日)に予定していた参院外交防衛委員会(委員長=北澤俊美党副代表)での給油継続法案の採決に応じないなど、終盤国会(11月30日会期末)で他の法案も含めて審議拒否も辞さない覚悟で、首相に迫ると思われます。

 小沢代表は、新人総支部長の抜き打ち視察を続けた結果、解散先送りにゆるみがない総支部が多く、国民の解散・政権交代への期待が大きいと判断したものと見られます。

 参院議員の谷岡郁子さんが、渡米し、ワシントン→シカゴ→ワシントンと飛びながら、バラク・オバマ上院議員(次期大統領)の選挙戦と当選確実の瞬間を視察しました。ワシントンでは議員、NPO、民主党系シンクタンク職員などと情報交換、人脈作りに励みましたが、このとき田母神論文事件について「日本でクーデターが起こるのではないか」との懸念を複数の日本通から指摘され、危機感を覚えたそうです。この米国視察の成果はすでに報告書として、代表室に届いているほか、鳩山幹事長には口頭で説明しています。

 こういった状況を総合すると
 ①給油延長法案のつるしはある程度国民の理解を得られる
 ②首相官邸と財務省の間に2次補正編成に温度差がある
 ③給油延長法案、金融機能強化法とも採決する委員長は民主党議員である
 ④1次補正(衆参)に賛成し、給油延長法案(衆院段階)の可決に応じたことへの不満が国民に高まっている。
 ⑤金融サミットが具体的な成果が乏しかった。
 ⑥そしてなにより、未曾有の不況、生活苦が国民を襲っている

 という状況から、小沢さんは麻生さんに「解散日程の明示」を迫ると思います。

 もちろん私は小沢さんではないし、その発言・行動を深く理解しようとしないのが小沢一郎を理解するための1丁目1番地です。

 とにかく午後5時からの自民党役員会終了後、党首会談が開かれます。

 注目しましょう。


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