【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

ガーシー前議員桜より早く散る、立憲・杉尾秀哉さん高市早苗一本絞る、「キエフ改めキーウ」の連帯法案があす衆議院通過へ

2023年03月15日 20時27分16秒 | 第211回通常国会(2023年1月)
[写真]ガーシー前議員がついぞ見ることが無かった参議院議員会館前の桜、8年前の4月3日、宮崎信行撮影。

 都心のマスク着用率は98%といったところですが、顔を出している人がいるだけでも同調圧力のやわらぎを感じます。半世紀以上前から、小1のランドセルは母方の祖父母が買う慣習が定着したようです。そこからの流れがあって、団塊ジュニア中間層世帯では、大4の学費まで上位給与所得者リタイア世帯の祖父母が負担していた家計が意外とあったようです。世帯年収の3割ほどにはなる贈与となります。このため「下の子が大4の初夏になったら、マイカーの維持費が払えず手放すことになる」という第三者には因果関係がさっぱり不明な家計運営になることもあるようです。そこから悩みの相談に乗ってくれる人と話しても、会計用語がそもそも分からない。私が「財務活動におけるキャッシュフロー黒字が月20万あれば生活できる」と主張してもさっぱり用語が分からない。東京23区生まれ東京23区育ちどうしの同級会でも「クルマ要らないでしょ」というような相手の懐に関係する話はさけるのがふるさとの流儀です。私は、大学を卒業して就職してから親からお金をもらったことは多くても1万円札7枚以下でしかないと思います。祖父母からお金をもらったことも生涯で多くても20万円以下だと思います。山手線駅徒歩圏内で同居して父に家賃を払ったことは一度もなく、横浜の社宅42か月も月家賃わずか1・5万円でしたが、これはキャッシュ・税負担は動きません。個人家計の毎月のキャッシュ収支の管理は無意識に備わっていたことに49歳で気づきました。法人に関しては45日間で平均すると数万円減少するポルターガイスト現象に長く悩みましたがこれは解決しました。50代に入って、会計用語がまったく通じない上位中間層にとって、児童手当など現金給付の社会保障・社会福祉について意見を聞いても、まったく科学的でなく根拠が分からない政策提言しか出てこない印象です。

 私には経営者としての先見の明と、生まれながらの会計知識があったから、小沢一郎氏による新進党解党に一人激昂していたのでしょうね。

【参議院議院運営委員会 きょう令和5年2023年3月15日(水)
【衆議院議院運営委員会 同日】

 参ではガーシー前議員に、前議員バッジを交付しないことを決めました。衆は理事会であすの本会議開催を決めました。あすは重要広範議案健康保険法改正案」(211閣法16号)の趣旨説明と代表質問があり、岸田文雄首相も本会議場で答弁しますし、高市大臣も呼ばれるかもしれません。

 あすはNHK予算承認案の後半、憲法審査会もあります。

 あすは韓国大統領の12年ぶりの来日があり、交通規制もしかれます。

【参議院本会議 きょう令和5年2023年3月15日(水)】
 ガーシーさんが除名されました。投票総数236、賛成票235、反対1で、出席議員の3分の2以上でした。

【参議院予算委員会 同日】
 「令和5年度予算案」は11日目(中央公聴会を含んだ計算)でそのうち一般的質疑の4日目(2巡目の後半)。杉尾秀哉さんは質問時間のすべてを高市早苗大臣の追及にあてました。

【衆議院外務委員会 同日】
 ロシアの独裁者プーチンの大義なき蛮行により多くの無辜の国民が虐殺されているウクライナに人類の一員・NATOオブザーバーの立場から連帯する心をしめすため「首都キエフをキーウと呼ぶ」内容を改正法案に盛り込んだ、「在外公館位置・名称・給与法改正案」(211閣法11号)が全会一致で可決すべきだと決まりました。あす衆議院通過へ。

【衆議院厚生労働委員会 同日】
 「駐留軍の離職者の臨時措置法及び国際協定締結に伴う漁業離職者の臨時措置法を5年延長する法案」(211閣法3号)が全会一致で可決すべきだと決まりました。「戦没者等の妻に対する特別給付金支給法の10年延長法案」(211閣法4号)も全会一致で可決すべきだと決まりました。

 立憲の1期生がまとまった質問をするのに対して、維新の1期生は個人的な見解を繰り返してばかりです。が、維新の吉田とも代さん(徳島1区比例惜敗率20%)によると、駐留軍の法律の附帯決議から漁業の法律もできたようです。なので駐留軍と漁業は全く別の法律ですが束ねて5年延長することも経緯としては分かる内容のようです。勉強になりました。終わらない戦後といったところです。

【衆議院農林水産委員会 同日】
 「水産加工業施設資金融通法5年延長法案」(211閣法5号)が全会一致で可決すべきだと決まりました。

【衆議院経済産業委員会 同日】
 「GX経済移行法案」(211閣法12号)の法案審査1巡目で次回以降もしばらく続きそうです。

【衆議院内閣委員会 同日】
 重要広範議案「インフル特措法及び内閣法改正案」(211閣法6号)の法案審査がありましたが、緒方林太郎さん、大石あきこさんらが徹底的にダメ出ししました。あすは厚生労働委と連合審査会。

【衆議院文部科学委員会 同日】
 「私立学校法改正案」(211閣法21号)の法案審査1巡目。次回は17日(金)9時参考人質疑。

【衆議院財務金融委員会 同日】
 「国際協力銀行法改正案」(211閣法14号)と「世界銀行法改正案」(211閣法15号)が趣旨説明されました。GX関連はシリコンバレー銀行(SVB)破綻でたてつけが変わってしまうかもしれません。質疑は次回。

【衆議院国土交通委員会 同日】
 「地域公共交通活性化・再生法案」(211閣法17号)が国土交通大臣から趣旨説明。ただちに法案審査1巡目の与党のみのコースがありました。

【参議院北朝鮮拉致問題に関する特別委員会 同日】
【参議院消費者問題特別委員会 同日】

 ともに大臣の所信的あいさつを聴取しました。

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