【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

あす(9/6)の泉健太代表定例記者会見は中止、立憲、1時間足らずで急遽一転、泉さん推薦人の可否を記者に問われるのを避けたか、最側近たちがあさって10時までギリギリの攻防

2024年09月05日 21時27分46秒 | その他
[写真]立憲民主党本部が入るビル、現在は9割以上の床面積を同党がしめる、きょねん、宮崎信行撮影。

 立憲民主党はあすの毎金10時半の泉健太代表定例記者会見について、きょう午後6時過ぎに予定通り開催する連絡しながら、7時ごろに「中止する」と発表しました。

 泉さんはきょう午後2時から兵庫県神戸市で、組織内議員がいる産別「基幹労連」の「第22回定期中間大会」に出席し、その後ぶら下がりをしました。NHK報道によると、泉さんは「とにかく今、仲間たちが頑張って推薦人を集めてくれている最中にあるので、結果として出られるか、出られないかはいずれ皆さんにお話することになる。あす、党代表としての記者会見もあるので、そのときぐらいにはお伝えできるのではないか」と語っていました。

 あさって午前10時告示の代表選で、泉さんの推薦人20人が確定しておらず、あす10時半の時点で、記者の問いに答えられない事態を避けたとみられます。

 泉代表は、「京都府内の北部の選挙事務所や、京都市内の事務所で知り合った古い仲間」たちが「泉ナホトカ号」としてひっしに推薦人を集めていますが、世代交代の時計の針を戻そうとする陰湿な「一清会・花斉会」の圧力で難航しています。

 あすのうちに、議員会館内の会議室で、泉健太・立憲民主党衆議院議員として臨時記者会見することも予想されます。あるいはあさって午前10時まで歯を食いしばって出馬にこぎつけ、午前11時からの共同記者会見に何食わぬ顔でのぞむ展開も考えられます。

 以上です。