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宮崎信行の国会傍聴記 ニュースサイト

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

岡田外相、ロシア訪問で北方領土問題交渉へ

2009年12月18日 18時42分51秒 | 岡田克也、旅の途中
 岡田克也外相は27日(日)にロシアを訪問(29日朝帰国)し、日露外相会談で北方領土問題を含めて話し合うことを、記者会見で発表しました。岡田克也さんのロシア訪問は14年ぶり。

 北方領土(歯舞諸島、国後島、択捉島、色丹島)は「千島・樺太返還条約」に基づき、明々白々に日本の領土ですが、1945年8月の太平洋戦争終戦のあとに、ソ連軍が宣戦布告無しに侵略し、64年経った現在もロシアによる不法占拠が続いています。ソ連軍の進駐は、米ソによる日本列島の分割をにらんだもので、ソ連は東日本の占領をねらっていたが、根室岬の手前までに留まった、というのが私の歴史認識です。

 外相は質疑応答で、「短期間で劇的に進む話ではないと思います。少しずつ積み上げていく。そういう話だと思っていますので、外相レベルでも何回もやる必要が出てくると思いますが、そのためのスタートだと考えております」と語りました。

 9月16日の外相就任後、あくまでも日本のため、公のために馬車馬のように働く岡田克也。

 「日ソ平和宣言の鳩山(HATOYAMA)」ブランドもいかして、北方領土返還→日露平和条約締結に向けて、50年先、100年先を見すえた岡田外交に期待します。

tags Okada,Katsuya(1953-)

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