民主党と国民新党の衆院選前の合併で、綿貫民輔さん(富山3区)、亀井静香さん(広島6区)、亀井久興さん(島根2区)、下地幹郎(みきお)さん(沖縄1区)、糸川正晃さん(福井2区)ら個性あふれるスター政治家たちは、小選挙区で盤石な体制をとれます。
民主党の小沢一郎代表と国民新党の綿貫代表は16日、第45回総選挙マニフェストに盛り込む郵政民営化見直しの共同案を調印しました。
これで2010年10月1日以降可能な、日本郵政の株式という“国民の財布”が商品として国際金融見本市に陳列されるという日本の危機が、政権交代があれば回避できることになりました。
[個性が輝く国民新党の議員たち。民主党との合併で一人一人の輝きは増すばかり=左上の写真は亀井静香さんに歌唱指導をする作詞家の川内康範さん=故人]
郵政民営化見直しについて「何をいまさら」という意見が散見されることに極めて強い危機感を覚えています。
200兆円以上の預金(ゆうちょ)と150兆円以上の保有契約高に上る生命保険(かんぽ)の株式が外資に買われたらわが国はおしまいです。
とにかく2010年10月の
株式売却は絶対に阻止しなければいけません。
仮にこのままなら、我々は欧米人の奴隷か乞食になります。
昨年12月12日には参院本会議で、郵政民営化見直し法案(株式売却一時凍結法案が可決しています。
【参院本会議】郵政民営化凍結法案が可決→衆院へ
しかし、政権交代で衆院でのねじれを解消しない限り、この法案が成立しないことはいうまでもありません。
民主、国民新が合併へ 郵政民営化見直しで合意(朝日新聞) - goo ニュース
民主、国民新両党が16日、解散・総選挙前の合併に向け最終調整に入った。小沢代表が同日、綿貫代表と国会内で会談し、国民新党が主張してきた郵政民営化見直しを民主党が受け入れることで合意。これを受けて国民新党は、合併に向け党内協議を進める方針で、22日にも合併で合意する見通し。事実上の吸収合併になる。
両党合併は、総選挙で野党票の分散を懸念する民主党が水面下で打診し、国民新党内で調整が続いていた。小沢氏は15日の記者会見で「一つになるということも選択肢。綿貫さんと話してみたい」と語っていた。