今年もカラスウリの花が彼方此方で咲いている・・・
カラスウリの花は夜中に咲くので、撮影する為には8~10時頃にカメラを提げて徘徊することになり、怪しまれないようにしなければならない(笑)
白い花弁の先端から糸状のものがレース編みのように広がっているんだ・・・これが蕾の中に折りたたまれているのだから不思議だよね!
雌雄異株で、雄花は花筒の口の部分に葯が蓋のようになっている。 夜に活動する吻の長いスズメガなどが花筒の下にある蜜を吸う時に花粉を付けて行く仕組みだ!
雄花が咲くのが早く、雌花(花筒の最下部に膨らんだ子房部分が確認できる)は遅い・・・夜9時頃に行ってみても開き切っていない花も多かった!
雌花は花筒の口の部分に柱頭が出ている・・・先に咲いた雄花から付けてきた花粉を、雌花の花筒の奥にある蜜を吸う時に受粉させていく仕組みらしい!
陽が上がると花は萎んでしまうので、この花が咲いているのは夜中にしか見られないんだ・・・
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