かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

傷ついた鳥たち・・・人間社会の被害者たち

2010年01月20日 | 動物

18日に解禁となった赤城大沼のワカサギ穴釣りは赤城特有の渋~い釣果で始まったようです。それでもフカンドでは200アップをした名人もいるようです。
暫くは用事があって釣りに行けない状況(30日まではダメかな)なので釣り以外のネタを続けます。

私の仕事は森林・林業関係・・・、その中には鳥獣保護の仕事も含まれます。このため事務所には怪我などをして飛べなくなってしまった鳥たち、いわゆる傷害鳥が保護されて運び込まれることがあります。


(オオタカ:脳しんとうだったようです)


そんな時、鳥好きな私は職員から鳥の名前を聞かれたり、対応の仕方を聞かれたりすることが度々ありますが、逆に普段は近くでは見られない鳥をじっくり観察することができるのです。

(アオバト:暴れていたので良い写真は撮れませんでした)


ここ1年くらいの間で持ち込まれた傷害鳥にはオオタカ、アオバト、アカエリヒレアシシギ、メボソムシクイ、ヤマドリ()、オナガガモなどなど結構たくさんいました。

(アカエリヒレアシシギ)


その多くは林業試験場の野鳥病院に転送され回復するまで大事に看病されます。野鳥病院に県内から集まる傷害鳥は年間3~400羽に達するそうで、その内の6~7割が回復して野生に戻されるそうです。




しかし怪我などの原因は、窓ガラスにぶつかって脳しんとうをおこしたり、電線にひっかかったり、捨てられ放置された釣り針にひっかかったりしたものが多く、中には巣から落ちた雛をわざわざ追い回して捕まえて持ってこられるというように、人間生活のために作られた施設などや自然への接し方に原因があって傷つく鳥たちがほとんどなのです




でも、ちょっと考えてください!・・・巣から落ちた雛の周りでは親が見張っていますし、餌もちゃんと与えているのです。人間に追い掛け回されて手で触わられると人間臭が付いてしまい親が雛を見放してしまうことが多いのです。可哀想だという気持ちは分かりますが、そのような時は触れずにそっと見守ってやって下さいね。


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