![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c0/577e539c0e4b159f90760d7ea5e2382a.jpg)
今回の冬芽と葉痕はミツバウツギ科ミツバウツギ属のミツバウツギ・・・Yの字が組み合わさったような枝振りが面白いです。
多くの記述に葉が3出複葉で枝がウツギ(空木)の様に空洞なのでつけられた名前であると書いてあるのですが、何処を切っても髄は詰まっているのですよねぇ~。髄は密につまって白色、やや角のある円形に見えます。(多分、ウツギと同じ時期に似た花を咲かせるからこの名前が付いたのではないでしょうか?)
冬芽は対生で仮頂芽も2個付きます。黒褐色~暗褐色で初期の冬芽は基の方が灰色を呈するものも多いです。
枝先の頂生枝や2年生枝などの側生枝が枯れて残っていることが多く、これがミツバウツギの冬姿の特徴とも言えます。
2年生枝の枝に付く側芽は予備的な芽であることが多いのか発達せず先端がほんのちょっと黒くて全体が灰白色に見える芽となっています。
葉痕は盛り上がって半円形で3個の維管束痕が見られます。
(冬芽と葉痕:169種類目)
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