ホームページに掲載してあって拙ブログに載せて無かった虫えい(虫こぶ)の再掲載シリーズです。 拙ブログで昨年書いたテイカカズラ(定家蔓)の果実に作られた虫えい(虫こぶ)でテイカカズラミサキフクレフシの記事です。
この写真(↓)は十数年前に妙義山の自然観察会の時に「大の字」付近で撮影したもので、その後テイカカズラミサキフクレフシには出会っていません。
テイカカズラは二股に分かれる集散花序にジャスミンに似た香りがする花を咲かせるので、果実も本来は2個の細長い実がV字型に付くのですが・・・
虫えい(虫こぶ)はこの果実が細長く伸びる前に先端部分でくっつき不規則な形に肥大してしまうのです。
中には十数個の幼虫室が有ってテイカカズラミタマバエの幼虫が1匹ずつ入っています。
生活史の詳細は不明のようですが幼虫は地中で繭を作って越冬し、4月頃に成虫となって羽化するようです・・・
(当ブログ掲載131種類目)
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