ハリエンジュはマメ科ハリエンジュ属の落葉高木で別名ニセアカシア、北アメリカから砂防用樹種として入ってきましたが、現在は野生化し増えすぎて困り者の樹でもありますね。
葉は奇数羽状複葉で葉が落ちると葉柄の中から葉痕が現れますが冬芽は葉痕の中に隠れていて見えません。(隠芽と言います。)
落葉初期はとほほ顔(1枚目の写真)ですが、時間がたつと葉痕は盛り上がって葉枕を形成し3つに裂けてきます。葉痕の左右には托葉が変化した棘が有って蝙蝠や悪魔のような悪人顔に見えてしまいます。
豆果は冬になっても残っているものが多いのですが・・・
風によって撒き散らされ割れて種子散布をしていきます。
(冬芽と葉痕:157種類目)
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