一年中青々としているからアオキ(青木)・・・なんて単純な名前の由来なのでしょうかね。
でも、アオキは虫えい(虫こぶ)が実に出来たりして私にとっては身近な観察対象なのです。そして常緑低木と言っても冬芽は出来ますし、葉痕や芽鱗痕が見られて「冬芽と葉痕シリーズ」でも絶好の観察対象です。
冬芽は葉芽と花芽に分かれ、共に緑色の3対の芽鱗に包まれます。一番外側の1対の芽鱗は短くなっています。
雌雄別株なので花芽には雄花と雌花があります。実が付いていなかったので、これは雄花かな・・・(アオキは実の付く時期が長く花咲いても実をつけているのです。)
葉痕は三日月型~半円形で維管束痕は3個あります。側芽の上には芽鱗痕が見られます。
(冬芽と葉痕:136種類目)
1645話目です。何時もご支援ありがとうございます。の文字またはバナーをポチッと一押しお願いします。
冬芽でわかる落葉樹 | |
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