「忙しいのにすみませんね」と言うと「忙しくないですよ、客が全然居ないので、今回のご利用は助かります。」だって・・・どうも、皆さん出かけないで家に居て、飲み屋街も閑古鳥が鳴いていて客がほとんど居ないのだそうです。 そして、やはり知り合いの宴会場の支配人からお悔やみの電話があって、その話の中で「ほとんどの予約がキャンセルされて困っている。光熱水費や人件費は普段どおり掛っているのに収入が無い、何時まで持つか?」と・・・ さらに、榛名山の中腹にある有名なI温泉、この旅館街も新年度に多い歓送迎会など宿泊予約のほとんどがキャンセルされて、我慢の一字だそうですし、N市のトラベル会社は倒産と新聞記事に・・・。 地震、大津波、原発事故と3つ続いた大災害に続いて、被災していない地域でも「消費の自粛」と云う、第4の災害が見逃せない状況になってきました。必要以上の自粛が萎縮になってしまって「落日、日本」になってしまうかも・・・。経済活動が出来る地域では、必要以上の自粛は逆効果ではないでしょうか。
大震災の後、母の葬儀がありました。ガソリン不足で車は走らせられず、電車も運休が多く、計画停電もあってどうなるかと心配していました。
遠くから参列してくださる方も居て、何度か高崎駅から知り合いの運転手さんにタクシーを走らせて貰いました。
自粛ばかりの状況が続くと、被災地でなくても失業や倒産という地域経済の沈没が始まるのではないかと心配されているのです。ガソリンなどの燃料が逼迫して交通条件が悪い、計画停電の影響がある、被災地の方に対して後ろめたさがある・・・などの理由で消費の自粛が続いているようですが、消費の自粛によって経済が低迷してしまっては税金も入らなくなって財政的に「がんばろう、日本!」に繋がらないのではないでしょうか?
消費できる人は、被災地に迷惑にならないように消費して地域経済を活性化することが、息の長い災害支援になるのではないかと思うのです・・・、そして消費によって生まれた利益の一部や宴会などで一品減らして節約した分を義援金に回すというような仕組みを考えていけばいいのではないでしょうか?
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