何処にでも蔓延って生命力が強い雑草のクズですが、こんな植物にも虫が寄生して虫えいがつくられるのです。生き物の世界の強かさに驚きを隠せません!
クズハトガリタマフシは葛の葉につくられる3~6mm程度の球形の虫えい(虫こぶ)で葉の両面に突出します。葉表は半円形のふくらみ、葉裏は球形で毛が生え、先端が尖っているのでトガリタマフシの名が付いたのでしょう。
えい形成生物はクズハトガリタマバエで一年一世代、成虫の羽化は4~6月だそうです。羽化した後にクズの新葉の葉裏に産卵し、幼虫は7~10月に成熟、秋に枯葉と一緒に自然落葉して越冬、次の春に蛹になるのだそうです。
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