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かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

虫えい(虫こぶ):クズハトガリタマフシ(タマバエ科)

2010年08月11日 | 虫えい(虫こぶ)


何処にでも蔓延って生命力が強い雑草のクズですが、こんな植物にも虫が寄生して虫えいがつくられるのです。生き物の世界の強かさに驚きを隠せません!

クズハトガリタマフシは葛の葉につくられる3~6mm程度の球形の虫えい(虫こぶ)で葉の両面に突出します。葉表は半円形のふくらみ、葉裏は球形で毛が生え、先端が尖っているのでトガリタマフシの名が付いたのでしょう。

えい形成生物はクズハトガリタマバエで一年一世代、成虫の羽化は4~6月だそうです。羽化した後にクズの新葉の葉裏に産卵し、幼虫は7~10月に成熟、秋に枯葉と一緒に自然落葉して越冬、次の春に蛹になるのだそうです。


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コメント (2)
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