小説を検索しやすくするためインデックスを作りました
インデックス 茶倉譲二ルート…茶倉譲二の小説の検索用インデックス。
インデックス ハルルートの譲二…ハルくんルートの茶倉譲二の小説の検索のためのインデックス。
手書きイラスト インデックス…自分で描いた乙女ゲームキャラのイラスト記事
他にも順次インデックスを作ってます。インデックスで探してみてね。
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密着相棒外伝、大好きな一沙と木村さんと聞けば、これはやらねば(≧∇≦)ということでやってみた。
研修という名目で、木村さんが二課に配属となり、花井さんとバディを組み潜入捜査をすることに。
執事ホストというなにやらそそられる店で、盗品の裏取引がされているらしい。
その店の向かいのマンションにルームシェアという名目で一室を借り二人で住む。
入居そうそう木村さんはベランダに監視カメラを設置するなど、一沙も満足の働きぶり。
木村さんは料理も上手く、味見を一沙にさせるため、あ~んをしてるとこをちょっと親しくなった近所の主婦に目撃されたり。
一沙が自分も料理をしようとして黒焦げの目玉焼きを作ったり。
それを差し入れに来た天王寺さんと浅野さんに目撃されたり。
そんなこんなのドタバタの一方二人は執事ホストになって潜入することに。
そしてもちろん我らがヒロインはセレブの客として潜入。
途中身バレして危機になるもそれぞれの活躍で見事事件を解決する。
で感想なんだけど執事姿の立ち絵、特に一沙がカッコよかった。
やっぱりこの人はラフな感じより、きっちりした服装が似合うのね;^_^A
それで密着相棒お馴染みの彼目線の語りだけど、一沙も木村さんもそれぞれお互いに一目置いてるだけあって、お互いを讃えあうような感想が多くて、一沙の突っ込みがないのは寂しい。
やっぱり密着相棒で一番面白かったのは花井×天王寺コンビだと思う。
水と油の二人がそれぞれ突っ込みを入れながら、だんだんお互いの優れた面に気づき相容れないながらも一目置くようになるその過程が秀逸。
といっても、実は浅野×八千草編はやって無かったりする;^_^A
瑛希くんはなぜかあまり食指がうごなかいんだよね。
今後相棒でやって欲しいとしたら、花井×京橋かなぁ。
この二人なら一沙の突っ込みも京橋さんのひねた観察も楽しめそうな気がする。
『容疑者は特命二課』の第一弾と今宵の『綺龍本編』をやってる途中なので、そのうちレポするかもしれない(^∇^)。
頼れるみんなの兄貴として、ヒロインと幼なじみたちとの恋愛模様を応援しつつ、自分の気持ちには蓋をして、ちょっと落ち込んでみたり…。
そんなちょっと情けないけどラブリーな譲二さんを王道のいっちゃんルートでウオッチングしてみようと思う。
自分のルートのヒロインにも自分から告白できない譲二さん。
そんな譲二さんが他人のルートのヒロインに気持ちを打ち明けられるわけも無く…。
☆☆☆☆☆
譲二さんの愚痴(一護本編14・15話)~その2
百花「どうしよう…」
桃護「ごめん、百花ちゃん。俺のせいで…」
百花ちゃんと桃護さんは一護にどう説明するか話し合っている。
しばらくして…、桃護さんがクロフネを出ていく気配がしたので、俺はホットミルクを作って百花ちゃんのところへ行った。
譲二「大丈夫? 百花ちゃん」
百花「マスター…話、聞こえちゃいましたか?」
譲二「うん。狭い店だから…ごめんね」
百花「私の方こそ…うるさくしちゃってごめんなさい」
百花ちゃんは瞳を潤ませて…今にも涙がこぼれそうだ。
譲二「とりあえず、座って。ホットミルク飲む?」
百花「はい」
まずは百花ちゃんの気持ちを落ち着かせよう。
百花ちゃんはゆっくりとホットミルクを飲みほした。
譲二「少し話聞いてもいいかな。話したくないことはそう言ってくれて構わないから」
百花「はい…」
譲二「百花ちゃんと一護は付き合ってるの?」
俺は前から気になっていたことを尋ねた。
俺の問いかけに、百花ちゃんは首を振った。
譲二「あれ? てっきりそうかって思ってたんだけど…違うんだ?」
百花「その…まだハッキリそういうことを言われたわけじゃないので…」
譲二「ああ…なるほど…。微妙な時期なんだね」
もう少し進んでいるのかと思ってたけど…。
そうか…。だから、一護が桃護さんのことを誤解して、あんなにフテたりしたんだ。
百花「いっちゃんが私を好きかどうかも分からないし…」
いやいや、百花ちゃんしか目に入ってないでしょ、一護には。
譲二「その辺りは態度を見てれば、一目瞭然だと思うけど…百花ちゃんは?」
百花「え?」
思い切って尋ねてみる。
譲二「百花ちゃんは、一護が好き?」
百花ちゃんが、コクリと頷く。
そうだろうなぁ。
でも、あからさまに肯定されると百花ちゃんのことがちょっと気になる俺としては…。
譲二「そっか。何だかちょっと寂しいなぁ」
百花「どうしてですか?」
譲二「うーん…何だか可愛い娘を取られちゃった気分?」
百花「娘…ですか?」
譲二「うん。それか妹。あー、なんかリュウが妹の心配する気持ちわかるわ」
俺は苦笑した。
譲二「とにかく、俺は百花ちゃんの味方だから、困ったことがあったら、何でも相談して。できる限り力になるから」
百花「ありがとうございます」
譲二「それじゃあ、今日は眠りなさい」
百花「はい…」
百花ちゃんは素直に頷くと階段に向かった。
俺は百花ちゃんの落ち込んだ様子が気になって階段を上がって行く百花ちゃんの後ろ姿に声をかけた。
譲二「心配しなくても大丈夫だよ、百花ちゃん」
譲二「一護は百花ちゃんにメロメロなんだから。」
百花ちゃんは俺の言葉に少し微笑んだ。
百花「おやすみなさい、マスター」
譲二「おやすみ、百花ちゃん」
あーぁ、端から見ていたら、一護が百花ちゃんのことを大好きなのは一目瞭然なんだがな…。
なんで相思相愛なのにこう気持ちがすれ違うかな…。
一護はもう少し素直になれないものか…。
まあ、俺も人のことは言えないか(苦笑)
それにしても、百花ちゃん大丈夫かな…。
人のことばかり気にして、色々思い悩む子だからな。
百花ちゃんのことが気になって…、その夜は俺も寝付きが悪かった。
頼れるみんなの兄貴として、ヒロインと幼なじみたちとの恋愛模様を応援しつつ、自分の気持ちには蓋をして、ちょっと落ち込んでみたり…。
そんなちょっと情けないけどラブリーな譲二さんを王道のいっちゃんルートでウオッチングしてみようと思う。
自分のルートのヒロインにも自分から告白できない譲二さん。
そんな譲二さんが他人のルートのヒロインに気持ちを打ち明けられるわけも無く…。
☆☆☆☆☆
譲二さんの愚痴(一護本編14・15話)~その1
商店街のバザーが始まった。
クロフネのカフェは一護のケーキ目当てのお客さんがたくさん入って、行列が出来るほどの大成功を収めた。
一護と百花ちゃんは一護のおやじさんに食べてもらうためのチョコケーキを持って一護の家に行った。
おやじさんにも褒めてもらえたみたいで、佐東家はお祝いモードだったらしい。
☆☆☆☆☆
その日の夜遅く、一護の兄の桃護さんが百花ちゃんを尋ねて来た。百花ちゃんが桃護さんに話があるとかで呼んでいたらしい。
俺は席を外して厨房で片付けをしているが、どうしても話が聞こえてしまう。
聞くとも無しに聞いていると、桃護さんはどうも留学するつもりらしい。
が、一護にはそのことを話していないらしい。
それをちゃんと一護に説明して言って欲しいと百花ちゃんは懇願していた。
表のチャイムがなった。一護が入って来たらしい。
気まずい空気が流れた。
桃護「一護…」
一護「なんだよ…。そういうことかよ…」
百花ちゃんの叫ぶ声がする。
百花「いっちゃん! これはっ!」
百花「話をしてただけなんだよ!?」
一護「へえ、そんなに近くで何を話す必要があるんだ?」
百花「とにかく違うの! 私は桃護さんといっちゃんに仲良くしてほしくって…」
一護「…。そんなの、知るかよ」
百花「いっちゃん!」
百花ちゃんの悲痛な叫び声。
一護は2人だけで会う百花ちゃんと桃護さんのことを誤解して出て行ったようだ。
うわぁ、気になるけど、今はちょっと出て行けないよね。
桃護さんと2人だけで話したいからという百花ちゃんとの約束だし。
その2へつづく
頼れるみんなの兄貴として、ヒロインと幼なじみたちとの恋愛模様を応援しつつ、自分の気持ちには蓋をして、ちょっと落ち込んでみたり…。
そんなちょっと情けないけどラブリーな譲二さんを王道のいっちゃんルートでウオッチングしてみようと思う。
自分のルートのヒロインにも自分から告白できない譲二さん。
そんな譲二さんが他人のルートのヒロインに気持ちを打ち明けられるわけも無く…。
☆☆☆☆☆
譲二さんの愚痴(一護本編14話)
商店街のバザー当日。
厨房で一護と百花ちゃんがケーキの仕込みをしている。
譲二「こっちも順調に進んでるみたいだね」
一護のケーキはプロのと遜色ない。これは売れそうだ。
譲二「ハルやタケもきて、カフェの準備始めてるよ。お、美味しそうだねぇ」
一護「つまみ食いすんなよ、マスター」
譲二「生クリームをちょっと舐めさせてもらおうと思ったけど、ダメか」
一護「大人が行儀の悪いことするなよな」
譲二「大人って言うけどお前らと10歳しか変わらないんだぞ?」
ここは主張しとかないと…、ちらっと百花ちゃんを見る。
百花「あ、そういえばそうでしたよね…」
え? 百花ちゃん、もしかして俺のこと相当なオジサンだと思ってた?
一護が追い打ちをかける。
一護「10歳違ってれば、ジューブン大人だろ」
譲二「それってオジサンに見えてるってこと?」
一護「マスターは老けてるからな…」
譲二「ひどいなぁ、一護は…」
これでも二十歳の頃は若く見えるって言われてたんだけど…。
一護「だから、そのヒゲ剃った方がいいって」
譲二「そうかなぁ。カッコイイと思うんだけど…どう思う? 百花ちゃんは」
百花「似合ってますよ? カッコイイです。」
譲二「そう、それならいいや」
ほとんど無理やり言わせてるな…俺。
一護「おい、百花。マスターがカッコイイってお前、まさかマスターのこと…」
百花「そ、そんなんじゃないって」
そうなってくれても俺はいいんだけどね。
一護「それならいいけどよ」
微笑ましい2人の様子に苦笑いがこぼれる。
譲二「すっかり仲良しになっちゃって」
俺は溜息をついた。
ま、俺も2人を応援してるわけだしな。それにしても…
譲二「俺も可愛い彼女ほしいなぁ」
声に出して言ってみる。
百花「か、彼女だなんてそんなっ」
百花ちゃんが真っ赤になる。やっぱり可愛い。
譲二「いいから、いいから。お邪魔虫は退散しますか」
やれやれ、後は二人に任せて二階に上がった。
あ~あ、妬けるなぁ。
俺も可愛い彼女が欲しい…。
先月upした『ドキドキバレンタイン』の続編を書いてみました。
バレンタインの告白で付き合い始めた設定なので、本家の吉恋の2人とは少し違った展開になっております。(;^_^A
♥♥♥♥♥♥♥
ワクワクホワイトデー~その7
〈百花〉
ケーキバイキングのお店を出た後、マスターは可愛い雑貨屋さんに連れて行ってくれた。
二つ目の店でアクセサリーを見ていると
譲二「気に入ったものがあれば、プレゼントするよ」
百花「え?いいんですか?」
譲二「うん。今日はホワイトデーだし、スリッパのお礼もしたいからね」
スリッパはお揃いで自分のも買ったんだけど、そんな風に言ってもらうと本当に嬉しい。
百花「あ、これって…」
私が気になるペンダントを見ていると店員さんが寄ってきた。
店員「そのデザインは面白いでしょう?」
百花「もしかして、ハートが重なってるんですか?」
店員「ええ、それで一見ハートには見えないから、男性が着けても違和感がないんですよ。
ペアで買われる方もいらっしゃいます」
ペア⁈
マスターとペアのペンダントをつけれたら…。
私はマスターを振り返った。
譲二「え?俺?」
百花「ペアのペンダントなんて子供っぽくて嫌ですか?」
〈譲二〉
雑貨屋さんで、百花ちゃんのためのアクセサリーを選んでる。
百花ちゃんが気に入ったらしいペンダントを店員さんがペアで着けてもいいですよと勧めてる。
百花ちゃんはそのペンダントを俺にもつけて欲しいみたいだ。
参ったなぁ~。
俺は今までペンダントなんてつけたことはないんだけど。
譲二「え?俺?」
百花「ペアのペンダントなんて子供っぽくて嫌ですか?」
いつかの夜のように上目づかいで見つめられて、俺は観念した。
♥♥♥♥♥♥♥
支払いの時にペンダントのタグも外してもらって2人で身に着ける。
そこからは自然に手をつないで歩いた。
夕食もどこかで食べて帰ろうかと思っていたが、ずっとはしゃぎ続けたせいか百花ちゃんは疲れているようだった。
譲二「夕食の食材を買って帰ろうか?バレンタインの時みたいに2人で夕食を作ろう」
百花「はい」
バレンタインデーのことを思い出したのか、百花ちゃんの頬がうっすらと桃色に染まった。
♥♥♥♥♥♥♥
2人で夕食の買い物をし、2人で料理をした。
俺にとっては今日のデートよりも楽しいくらいだった。
テーブルのセッティングができるとキャンドルグラスに火を灯し、電気を消した。
俺は百花ちゃんの椅子を引いた。
譲二「どうぞ、お姫様」
百花ちゃんは照れ臭そうに微笑んで椅子に座った。
百花「ありがとうございます」
♥♥♥♥♥♥♥
キャンドルグラスの灯りで、食後のコーヒーを飲みながらおしゃべりする。
百花「マスター、今日は本当にありがとうございました」
譲二「楽しんでもらえた?」
百花「はい。マスターと一緒に過ごせて、なんだか夢みたいな一日でした」
譲二「それは良かった…。ねぇ、百花ちゃん」
百花「なんですか?マスター」
譲二「…あのさ、その…マスターっていう呼び方なんだけど…」
百花「恋人らしく…ないですよね?」
譲二「うん…。もし良かったら、今みたいに2人だけの時は名前で呼んでもらえると…嬉しいなぁ~なんて」
百花「じょ、譲二さん…」
譲二「うん」
百花「譲二さん」
譲二「なんだい?百花」
思い切って、俺も呼び捨てにするとなんだか照れくさい。
百花「譲二さん」
百花ちゃんは例の上目づかいで俺の顔を見上げている。
そんな可愛い顔をするなんて、反則だ。
譲二「百花、大好きだよ」
俺は小さく囁くと彼女の蕾のような唇にそっとキスをした。
百花「⁈」
驚いて目を見開く姿も可愛らしい。
譲二「ごめん…。嫌だった?」
百花ちゃんがブルンブルンと首を振る。
百花「マスタ、譲二さんにだったら何をされても、いいです、私」
本人は分からずに言っているのだろう、大胆な発言に苦笑した。
譲二「そんな可愛いことを言われたら、こんなことをしたくなるよ…」
百花ちゃんを抱き寄せると…また唇にキスをした。
今度はもっと長く。
唇を離すと百花ちゃんは大きな息をする。
譲二「大丈夫?」
百花「だって、あんなに長いと苦しくって…」
譲二「もしかして…、息を止めてた?」
百花「息は止めなくていいんですか?」
俺はくすりと笑った。
譲二「息はね、鼻でするんだよ。口が塞がってる間はね。こんな風に…」
その夜、俺たちは何度もキスの練習をした。
♥♥♥♥♥♥♥
ワクワクホワイトデー~おわり