恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

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春は創作意欲が湧くのかも

2015-03-12 19:12:14 | 日記

創作意欲が湧くと書きながら…。

最近、描きかけのイラストに手が入れられず放置状態。

イラストはある程度まとまった時間があるときでないと描く気がおこらないんだよね…。


ま、それも仕方ないか…。

気分が乗ったら鬼に魅入られたごとく、描き続けるかも。



お話の方は最近、2つ程思いついたネタがあって、書き始めてる。

どちらも長くなりそうな予感。

だけど、始めたばかりだから、記事になるのはまだまだ先になりそう…。

ということはupできない日々が来るのかな…と一抹の不安を感じてしまう。


それと、昨年末から書いてたちょっとヤバメのストーリーがほぼ完成してて、それを公開すべきかどうか悩んでいる。

本筋からは離れてるし、ドロドロしてたり、18禁なところもある。

 

こういう話は読みたくないって人もいるかも…と躊躇してる。


ワクワクホワイトデー~その3

2015-03-12 08:22:06 | 吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二

ホワイトデーも近づいて来たことですし、先月upした『ドキドキバレンタイン』の続編を書いてみました。


バレンタインの告白で付き合い始めた設定なので、本家の吉恋の2人とは少し違った展開になっております。(;^_^A

 

♥♥♥♥♥♥♥

ワクワクホワイトデー~その3

〈百花〉
夕食の後片付けをマスターと一緒にしている。

今日学校であったことなんかを話すと、マスターは丁寧に聞いてくれる。

マスターが詳しい歴史の話なんかも、面白いエピソードを挟んで話してくれるので、よく知らないことでも面白い。

そして、マスターとは何も話さず一緒にいるだけでもとても安心感があって心地がいい。

これ以上、望むのは欲張りなのかもしれないけど…。

でも、ケメコが彼氏としているようにキスだってしてみたい…。

マスターとキス?

マスターがすぐそばにいる時に思い浮かべて…。なんだか顔が火照ってしまった。


譲二「あれ? 百花ちゃん。少し顔が赤いけど…大丈夫?」

百花「え? なんでもないですよ」

譲二「そう?」


言いながら、マスターは手のひらを私のおでこに当てた。

譲二「熱は…特にないみたいだね」


私はふと思いついて、ケメコの真似をしてみた。

マスターの腕をそっと掴んで上目遣いで見上げる。


百花「…マスター」

譲二「…」


しばらく、二人で見つめ合う。


ううっ…。もしかして、失敗?



譲二「百花ちゃん…」


マスターがそっと私を抱きしめる。

…うわっ、うそ。


マスターの胸に顔を埋めて…。

それだけでもドキドキしてしまう。

マスターの甘い声が心地よい。


譲二「ダメだよ…。そんな可愛い顔して…」


…今、前髪に軽く触れたのって…もしかしたら…マスターの唇? …かも。

しばらくマスターは私を抱きしめると体を離した。




少し困ったような優しい瞳で私を見つめてる。

譲二「百花ちゃん…。そろそろお風呂もできてると思うから、先に入っておいで。後は俺が片付けておくから」

百花「はい…」


もう一度、マスターを見上げると


譲二「ほら…、ダメだよこれ以上は…ね?」


その場から追い出される。

久しぶりの…マスターに抱きしめられる感触。

バレンタインデーの日以来だ。

それに…。

さっきの…。キスだったよね?

おでこにだったけど…。

両手で頬を抑える。


熱い…。鏡を覗くと真っ赤になってる。


〈譲二〉
夕食の片付けを百花ちゃんと二人でしてた時。

百花ちゃんに上目遣いで見上げられて、あまりの可愛い顔に抱きしめてしまった。

それだけじゃなく、思わず額にキスまで…。

なんとかごまかしたけど…。

うわぁ~やばかった。



百花ちゃんに告白されて、意識してるせいなんだろうけど…。

ちょっとした時に衝動的に抱きしめたくなってしまう。

もう恋人なんだからそれぐらい…とは思うけど。

まだ高校生だしな…。

あんまり早く大人にしてしまうのは可哀想な気がして…。って、何考えてんだ、俺。

でも、付き合ってるって言いながら、何もしてないよな俺たち…。

女の子って、きっと「恋人同士」にロマンチックなイメージを持ってるんじゃないかな?


いつも一緒にいるとはいってもクロフネの手伝いばかりだし…。

そうだ。今度デートに誘ってみたらどうだろう。

付き合いだしてから、もうすぐひと月になるんだし。

って、ひと月目って……ホワイトデーか…。

♥♥♥♥♥♥♥

その4へつづく