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華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

停電中です

2018年12月15日 22時49分02秒 | Weblog
今日夕方から大雨。そのせいでニューサウスウェールズ州では広範囲にわたって停電が起きている。シドニー空港では多くの発着便が欠航になったらしい。
いくつかの深刻な影響を受けている地域があるのだけど、そこにわが町も含まれている。私の職場がある隣町は大丈夫なのに。一体いつ復旧することやら。

というわけでただいま我が家は真っ暗。理由はよくわからないけど、シャワーを浴びることはできた。でも他のことはできない。冷蔵庫もどんどん温くなっていっている。先程大急ぎでアイスクリームを食べた。ギリギリセーフ。

携帯電話も充電できないので、今夜はこれでブログも終了。夜の楽しみの動画も今夜はパス。こんな日は寝るに限る。

しかし本当に真っ暗。昔の人はこれで生活してたんやなぁ。すごいなぁ。そりゃ辻斬りが起きても顔もわからんわ。

先輩に誕生日にもらった香り付きのろうそくが活躍中。ありがたや。

生ぬるくなっちゃう前にビールを飲み干すとするかな。そして寝よう。

劇的女王

2018年12月15日 00時40分29秒 | Weblog
昨日はお酒の力を借りてとっとと寝たけど、今日は日付が変わってもまだ起きている。
というのも、仕事がまた「やれやれ」みたいな展開だったので。

今日はインチャージ。スタッフ数もしっかりしてて、フロアに立つ必要はなかった。まずは看護記録を読むことから。途中に電話や質問等の横やりが入ることもなく、投薬が始まる時間まではスムーズだった。だけどなんとなくあった「このままスムーズに終われるかな?」という疑問。そしてそれは当たる。

8時前のある患者さんの熱が上がり始めた。当直のドクターに連絡して解熱剤を投与して様子見。しばらくしてもう一度熱を測ったら上昇していた。なので再度ドクターに連絡。風邪等の熱ならまだ様子見もできたかもしれないけど、この患者さん、今朝の尿検査で尿路感染症にかかっていることがわかっていた。ただこの患者さんの尿路感染症に効く薬の報告書が届いておらず、当直のドクターもどうケアをしていいのかわからない状態。私は点滴による水分確保を提案したけど、ドクターが「この患者さんは注射針が苦手」という理由で却下された。
一度はそれでも様子見で、ということで電話を切ったのだけど、このあと当直のドクターは先輩医師に状況を相談したようで、最終的に「隣町の救急外来に搬送して」という指示が出た。
敗血症なんかに発展したら命にかかわるので、賢明な判断。
なんだけど、搬送で大変になるのは現場スタッフ。私はまた大嫌いな電話で救急車を要請。一緒に送る薬や書類などを準備。久しぶりにインチャージのポジションだったので、何をするんやったっけ?とテンパりまくり(幸いフロアに経験豊富な看護師がいて、たくさん助けてくれた)。
そしてこの一連のことが起きていたのが申し渡しまであと15分というとき。本当に間が悪いったらない。申し渡しの準備はできていたけど、それ以外のことができてかった。
というわけで、最後の最後にドタバタ。私はシフトをスムーズに終える星から見放されてるんだろうか?

仕事を終えて帰るころにもまだ救急車は来ていなかった。あんなに「なるべく早く来て」と言ったのにな。今頃は救急外来が抗生物質の点滴を受けていることを願う。

こんな感じで家に帰ってもアドレナリン抽出中。眠いんだけど寝たくない、みたいな感じ。なのでさっきまで漫才のはしごをしていた。最近はミキがお気に入り。

明日もインチャージ。ドラマはありませんように。明日働いたらお休み。もうひと頑張りだ。