尺八・土笛演奏家 山崎箜山(やまさき こうざん、三代 山崎北山)

都山流竹琳軒大師範、都山流講士・検定員。日本音楽家ユニオン、日本尺八演奏家ネットワーク会員。北九州市小倉南区在住。

アウトリーチ2017 @ 鳥栖北小学校

2017-09-15 06:00:00 | 日記
先日の田代小学校に引き続き、鳥栖市内の学校訪問コンサート。関原弘二さん(Vc)、岩佐靖子さん(Pf)に加えて、今回から安田勝竜さん(津軽三味線)もご一緒です。

校門から校舎まで、いたるところがオシャレな造りの小学校。広くキレイな体育館に800名近い全校生徒が集合し、まずは和洋カルテットで「天国と地獄」。そしてチェロのお話と「白鳥」、尺八のお話と「春の海」、三味線のお話と「津軽じょんから節」と続き、体験コーナーでは低学年がチェロ、中学年が三味線、高学年が尺八にそれぞれ挑戦。最後は再び4人による「花は咲く」「情熱大陸」で、45分のコンサートはお開きとなりました。

写真は本番前にピアノの岩佐さんが、安田さんの指導で三味線体験をしているところです。

第35回 下関芸文・燦めき美術展

2017-09-11 05:30:00 | 日記
下関市立美術館にて、下関芸術文化懇話会恒例の会員による作品展覧会。

絵画、書道、写真、陶芸、服飾デザインなど出品ジャンルは多岐にわたりますが、舞台芸術の会員は活動状況パネルを展示します。今回は私のほかに地歌・箏曲の柳瀬和子師、バイオリンの松田まさ子さんが紹介されました。

アウトリーチ2017 @ 田代小学校

2017-09-07 06:00:00 | 日記
佐賀県鳥栖市のアウトリーチ事業による学校訪問コンサート。関原弘二さん(Vc)、岩佐靖子さん(Pf)とご一緒です。

全校生徒約340名と保護者や先生方が体育館に集まり、まず和洋折衷トリオで「天国と地獄」、楽器のお話を交えながらチェロとピアノによる「白鳥」、尺八とピアノで「春の海」。体験コーナーでは1・2年生はチェロ、3〜6年生は尺八にそれぞれ挑戦してもらいました。トリオで終曲「花は咲く」の後、アンコール曲「情熱大陸」で45分のコンサートはあっという間にお開き。

短時間での尺八体験はなかなか難しいのですが、中にはうまく鳴らせる生徒さんも。みんなよく頑張りましたね!

Summer Party 2017 〜尺八の調べに酔いしれる〜

2017-09-06 06:00:00 | 日記
福岡市・西鉄グランドホテルにて、赤坂まさ枝さんが代表を務めるオフィス・ムーミンのサマーパーティー。内田浩誠さん(Pf)、Mayumiさん(Vo)とご一緒です。

会場のグランカフェには80名ものお客さまが一堂に会して、まずはこの日のためのスペシャルコース料理に舌鼓。そして第一部の演奏は紋付袴で尺八本曲「鹿の遠音」を皮切りに「イパネマの娘」「Take Five」など全5曲。休憩と抽選会を挟み、第二部は留袖アロハにお色直し(!?)をして「深山ひぐらし」から「Let It Be」「愛の讃歌」までやはり全5曲。最後にありがたいアンコールをいただいて、ぶっつけ本番の「Yesterday」でお開き。

会費は1万円と結構な金額ですが、実質1万3千円相当のお料理にジャズと尺八のコラボ演奏はゴージャスかつおトクな内容。皆さん、大満足でお帰りになったようです。感謝!

都山流尺八本曲コンクール 二次予選 2017

2017-09-05 06:00:00 | 日記
福岡市・かつのホールにて、流派のコンクール九州ブロック大会。

九州内各支部から13名が出場し、課題曲「慷月調」を熱演。九州支部連合会長・千葉韶山師をはじめ、11名による厳正な審査の結果、杉本導山さん(福岡)と福田井山さん(鹿児島)のお二人が、九州代表として10月に京都で開催される全国大会に進出しました。おめでとうございます。

ちなみに昨年度の全国大会入賞者、永田咬山さん(福岡)と松本峭山さん(大分)も予選免除で出場。皆さん、頑張ってくださいね!

あすなろコンサート2017@前津江小学校

2017-09-01 06:00:00 | 日記
大分県日田市の前津江小学校にて、久々に日本音楽家ユニオンのあすなろコンサート。お筝の宮本直美さんとご一緒です。

東日本大地震以来、しばらく中断していた僻地校への出前コンサートがようやく復活。今回は大分県といっても福岡県と熊本県の県境に挟まれた、標高450m以上の山間にある小さな小学校です。

会場の多目的室に全校生徒26名と先生方が集合。まずアニメ曲「君をのせて」、そして「四季の日本古謡」の後、楽器のお話と体験コーナー。わずかな時間でしたが、みんな積極的に筝と尺八に挑戦しました。それから定番の「春の海」、最後はやはりアニメ曲「いつも何度でも」をご披露。最後に生徒さんたちが次々と感想を発表してくれて、45分のコンサートはお開きに。低学年から高学年まで、最後までお行儀よく和楽器に耳を傾ける態度が印象的でした。

普段は生演奏に触れる機会の少ない学校へ出かけて、音楽の素晴らしさを体感してもらうあすなろコンサート。またこれからも機会を捉えて続けていきたいと思います。