隆々ブログ

小平市議会議員 立花隆一の活動報告です。

実はこんなに高い!「本当」の放射線量。

2011-05-29 | つぶやき

以下は、5月24日の週刊現代の記事(一部抜粋)です。公表されている東京都新宿区(百人町)の健康安全研究センターでの放射線量の測定数値は、地上18mの高さで計測されたものでしたので、空中で測定すれば、数値は低く出ることになります。

実際に人間が行動している、地表1m地点の数値が知りたいのです。(東京都で一か所ではなく複数個所の調査も必要で)「この放射線量を正式に。定期的な測定で、そして、瞬時に公開する。」ということを市民は求めているのです。

(引用) 東京・永田町の首相官邸のすぐ近くに、「溜池交差点」がある。この東京のど真ん中で、購入したばかりのガイガーカウンターを用い、放射線量を計測した人物がいる。国土交通省政務官の小泉俊明代議士だ。

真新しいガイガーカウンターが示した数値は、「0・128μSv/h(マイクロシーベルト毎時)」。この結果を見て、小泉氏は目を疑った。

「私の事務所には、小さなお子さんを持つ親御さんから放射線量を心配する声が多く寄せられていました。ならばと、いつ、どこでも調査できるよう、ガイガーカウンターを買ったのです。

地元に帰る直前の5月2日、試しに溜池交差点付近で測ったのですが、この『0・128』という数値を年間の被曝量に換算すると、1・12mSv(ミリシーベルト)となります。これは、国際放射線防護委員会の定める一般公衆の年間被曝許容限度(1mSv)を超えるものです。

ちなみに、首都高速の『霞が関』入り口付近でも測ったのですが、やはり0・11と高かった。福島第一原発から220km以上離れた東京で、これほど高い数値が出るとは予想していませんでした」

後日、驚きの事実が判明する。溜池交差点で計測した「0・128」という数値が、実は文部科学省の公表している「都道府県別環境放射能水準調査結果」(以下、「調査結果」)の東京都の数値の、2倍近くも高かったのだ。

文科省は福島第一原発の事故以降、各都道府県から寄せられた数値を集計した「調査結果」をホームページで公表している。1時間ごとに数値がアップされているので、それらをパソコンでチェックすることが可能だ。(終了)

5月26日、毎日新聞の記事には、測定方法の専門家の意見が載っていました(引用)野口邦和・日大専任講師(放射線防護学)は「放射性セシウムのような放射性核種は地上に落ちているので、地上18メートルでの測定は意味がない。地上1メートル以下の低い場所で測るべきで、測定場所も増やした方が良い」と話した。(終了)


最新の画像もっと見る