1月2日、NHKニュースの記事です。ここ数年、道路路面の速度規制の表示が消されたていたことに気づいた方もいると思いますが、当時、問い合わせたところ、「30キロ・20キロの速度制限をしても効果がないので廃止ている」という返事がありました。こうした結果、生活道路に車を誘因することに繋がり、子どもが被害に遭う痛ましい事故が多くなったと思ってました。だから、30キロ規制は当然です。
(引用) 歩行者や自転車の通行が多い、いわゆる「生活道路」での事故が減らないことから、警察庁は今後、全国の住宅街などのおよそ3000か所を指定し、その中の生活道路の最高速度を一律に時速30キロとする規制を行う方針を固めました。
住宅街にある生活道路は、車が抜け道などとして利用するため歩行者や自転車との事故が多く、この10年間では交通事故全体が20%余り減少しているのに対し、生活道路では、おととしで13万2000件余りと逆に1%増えています。
こうした現状を受けて警察庁は、生活道路での車の通行規制を強化する方針を固めたもので、住宅街などの一定のエリアを「ゾーン30」という地域に指定し、その中の生活道路の最高速度を一律、時速30キロに制限するということです。
また2車線の道路は、中央線を無くしたうえで左右の路側帯を広げて車道の幅を狭くし、スピードが出しにくい環境を作る方針です。
指定するエリアの入り口には、シンボルマークの入った標識を立てて区分をはっきりさせる計画で、警察庁は、5年後をめどに全国およそ3000か所に拡大する方針です。警察庁は、「あいまいな部分があった生活道路の規制を明確化することで、事故の減少につなげたい」としています。(終了)