もっとましな嘘をついてくれ ータイ歌謡の日々ー

タイ歌謡について書いたり、うそをついたり、関係ないことを言ったりします。

円陣を組んで地軸を凝視する

2023年04月12日 20時38分44秒 | タイ歌謡
 これね。先週upしたエントリーだったんだが、影も形もなく消えていた。新しい公開のときに画像リストが空白になっていて、「ん?」と気付いた。裸のお姉さん達が円陣を組んでる画像を載せたからかな。ボカシもいれたのにね。
 だから裸の画像は差し替えて、もういち度upする。
 これでも消されたら、最後のAIの作詞あたりが悪かったってことだろうか。
 まあいい。もういち度載せてみよう。

(本文ここから)
 いきなり思いついたタイトルだったが、地軸を中心に円陣を組むんだったら5人以上は必要か。20人もいると最高だな。でも人は、地軸を凝視するということが滅多にない。ほぼない。知る限り、ない。ていうか地軸なんて、どこに行ったら見られるというのか。あれは北極点とか南極点と微妙にズレてるんだよね。大きな地殻変動なんかで独楽(コマ)の軸足が円を描くようにズレることがある。加えて地面である氷床が、毎年10mくらいズリズリと流れるから、南極点はその年の元日ごとに測量して標識の場所を変えていく。だから元日から日が経つほど南極点で垂直に立っている棒(もと地軸)が描く円が大きくなるのを見られちゃうわけで、そりゃ凝視しちゃうよな。
←これなら文句あるまい
 元日から日が経つほど、それはもはや地軸ではない。回っちゃうんだもん。地軸はブレない。
 そのグルグルの中心点が地軸の地表点だ。
 やっぱり凝視しちゃうだろうな。でも5分経っても一時間経っても「うごかないね」「うん。うごかないな」「うごかないわー」「ねえ、夕食は何にしようか」「バナナだな!」「えー……。夕食が、バナナ。ないわー。ない」と、飽きてしまいそうだ。「てか、南極にあんのかよ、バナナ」「あるだろ。みんなバナナで釘打ちたいもん」「あー!」
 いや。バナナの話ではない。地軸が回るという話だ。でも24時間かけて一周でしょ。アナログ時計の短針の半分の速度で動くんだから、そりゃ遅い。ええと24時間で360°だから、1時間で15°か。1分だと0.25°。そんなの、わかんないよ。
 そのまえに南極点を見に行く人なんて、いるのかって疑問もある。すっげえ過酷な旅程の先に、なぁーんもない南極点なんだろう、そう思って画像検索したら、南極点にはポールが立ってて、その周りには各国の国旗が立てられてんのね。じゃあ、ここのライヴカメラでもあれば、と思ったが、カメラが固定されてたら一緒に回るから、グルグル回ってんのが見られないな。やっぱ行かなきゃダメかと一瞬思ったが、実際に行ってみても地べたの上に立ってたんじゃ同じことじゃないの。南極点の上で浮かんでないとダメだ。どうすりゃいいんだ、って真剣に考えることなのか、これは。

 そういえば南半球ではコリオリの力が北半球とは逆方向に働いて、低気圧やソフトクリームの巻き方向が逆回転になるってのは有名な話だが、南極点でソフトクリーム作ると、右にも左にも巻かずに直立するんだってね。誰に聞いたんだっけな。
 あれ? つうか北半球と南半球の境目、つまりこの場合は赤道じゃなくて黄道になるのか。地軸が傾いてっから。23.4°だよね。憶えやすい。これは子供の頃の知識で、じつは今では数値が違うなんてのはイヤなので一応ググってみたが、数値は変わっていなかった。まあそうか。南中角度の測定なんてそんなに難しくなさそうだもんね。ん? いや。遠心力と慣性の働きだから、やっぱり赤道か。ええと、どっちだっていいけど、赤道か何かの上だとソフトクリームは巻かないんじゃないのか。冗談はさておき低気圧は巻かない理屈だ。スコーンと垂直に真上から空気を引き寄せるんだろうか。いや、そもそも渦を巻かないんだから空気は引き寄せないのか。なんかものすごくどうでもいいような、どうでもよくないような、わからない話だ。

 ぐるぐる回るとか回らないって話なら、電子レンジもそうで、十年ちょっとまえに日本に戻ってきて電子レンジを買ったら、昔と違ってターンテーブルが回るのはもう古くて、イマドキの電子レンジは回りませんよ、と家電売り場で言われた。へえ、じゃぁおれが回れば良いんだね、と冗談を言ったら「はぁ?」と店員さんに訊き返されて、いやなんでもないっす、と答えたのだが、知らないうちに電子レンジは回らなくなっていた。でも安いのは回るってことで、なんか試されているような錯覚がして回らないほうのレンジを買った。「これだとオーブンにもなるのです」と言っていたが、オーブンでなんか滅多に使わない。オーブントースターがべつにあるからね。
 最近の電子レンジにターンテーブルがないのは、電磁波を出すなんとかいう部品の方が下でグルグル回ってマイクロウェーヴの照射ムラを少なくしているからだそうで、なんだインチキじゃねぇか、とため息が出た。あのグルグルがなくなって、そこでじっとしている食品がほんとにちゃんと均等に暖まってるのか信用できなかったのだ。それをなんだ。物陰でこっそりグルグルだ。簡潔に言うと、ズルい。不正の匂いがぷんぷんしちゃう。物陰で、なんとかいう装置が回るだけで値段が高くなっちゃった訳で、納得がいかない。卑怯だよ。おまけにあろうことか加熱終了を知らせる「チン」音がなくなり、スピーカーからの電子音だ。ピーとか言いやがって。電子レンジで加熱する行為を「チンする」と言うのは腹が立つんだが、これが「ピーする」だと余計にイライラする。そもそも機械のくせに「チン」とか「ピー」とかいって人を呼びつける料簡が気に入らない。なんでそんなにエラそうなのか。ピーという音を聞く度に忌々しかったが、五年ほどまえに「あ。ひょっとして、この音って消せるのでは」と思い立ち、取説を見たら、果たして音を消す方法が明記されていた。今更だが、取説は読んだ方がいいね。おれは似たようなことが多くて、ずいぶんまえに乗っていたクルマに「Snow」というスイッチがあって「なんだ? これ押すと雪でも降るのか?」と不思議だったんだが、クルマを買ってふた冬目に思い切ってスイッチを入れてみたら、雪道が走りやすくなった。通常のドライヴモードでの2nd発進がローからの発進になる雪国仕様モードだったのだ。読んでないけど取説にも、そう書いてあったんだと思う。ひと冬損したわけだが、そんなのはまだいい。そのクルマは手放すまえの年に「あれ? こんなところに謎のスイッチが」とスイッチを押してみたらフォグランプが点灯し、「えー。このクルマ、フォグランプがあったんだ」と気付いた。普通あるって。フォグランプが必要になる状況にならなかったってことで、だから知ってても使わなかったんだろうが、なんか損した気分だった。たまに霧もない夜にフォグランプを点けて走っているクルマがいるが、気持ちはわかる。おれも点けたい。じゃんじゃん点けたい。
 付いてる機能は使いたいじゃん。でもエアバッグなんて使ったことがない。「あれ、膨らむときに火傷しちゃうよね」って知人に言われたことがあるが、この機能は使わない方がいいのかもしれない。
 運転席が、ばいーん、って発射されて飛び出す仕掛けとか。積極的に使いたくない。
 自爆装置もいやだな。
 まあ、ふつうは付いてないね、そんな装置。そういえば去年だったか一昨年だったか、クルマの重量税を払うのに、いつもの郵便局に行ったら顔見知りのお姉さんが、「あ。わたしのなんかより、ずっと高い。おっきいクルマなんですかぁ?」と訊くので、つい「うん? いや。おれのはハンドルが二つあるんで高いんだ」とウソをついたら、「わあ。ふたつも。すごいですね♡」と屈託なく微笑むから、「ごめんなさい。ウソをつきました」と謝るのと、周りの局員さんたちの爆笑が同時で、お姉さんには申し訳なかった。
 前回のエントリーでもエイプリルフールのウソについて書いたが、その後、こんな画像を見つけた。思わず笑ったが、これはいかん。

「……え……」ってなってるところで、すかさず「ウソぴょん」って言って本物の指輪を出さないと収まりがつかない。令和になってウソぴょんなんて言う奴はいないか。今はなんて言うんだ。「ウソだし」? なんかニュアンスが違うね。あれは80年代の物言いだから、リアルタイムで遣っていたのは50台以上か。そのくらいの御婦人に「うっそだぴょーん♡」って可愛く言われて条件反射的に抱きしめてしまったら通報されちゃうよね。もう、いろいろダメだな。てか、こんなこと言ってるおれがダメじゃんか。

Timemachine [ไทม์แมชชีน] | ปอน นิพนธ์ x โต๋เหน่อ「Official MV」
 今回の歌は「タイムマシン」って曲で、歌っているのがปอน นิพนธ์(ポン・ニポン)とโต๋เหน่อ(トーヌー)って二人組なんだが、結構ヒットしたのに、この二人の情報がまるでわからない。いろいろググったんだけどね。タイ人にたまにいる「経歴? ま、いいじゃないすか」タイプなのか。皆目わからないのだ。同曲のアコースティック・バージョンがある他には、もう1曲リリースしているようだが、それはパッとしていない。この曲だけで終わってしまったら一発屋だね。ただ、日本みたいに一発屋の人を蔑む風潮はタイにもないように思う。なんで日本では一発屋が軽く見られるんだろう。
 転職があたりまえだからかな。でも世界中そんなの普通にあることで、転職ってことでいえばマイルズ・デヴィスの後ろでピアノ弾いてたこともあるレッド・ガーランドなんてピアニストになる前職がプロボクサーだ。数試合なんてもんじゃなく35試合だというから、もう歴としたプロボクサーで、パンチドランカーにもならずにジャズの世界に来たのは喜ばしい。ボクサーだけあってタッチが強いが、左手のブロックコードを、ずん、と響かせて、そこに右手のシングルトーンをコロコロ転がすというプレイスタイルで、ほんとに良い。
 こうして後世にまで名を馳せ、極東のジジイすら魅了するというね。
Red Garland Trio - C Jam Blues
 こっちについて書き出すと、恐ろしく長くなるし、誰もそんなの読みたくもないだろうからやめておく。
 タイ歌謡だった。ええとね、聴いての通りイマ風の作りの歌だ。イマ風のノスタルジーっていうのか。作詞・作曲共にเดชาธร โลหะจันที(デチャトーン・ロハチャンティ)という人で、この人も詳細が不明。この人には音楽活動を続けていただきたい。
 歌詞は外連味のない素直なもので、好感が持てる。

小さい頃 喧嘩して別れた
もう 間に合わないかも
この頃 歩いていても あなたがいなくて寂しい

彼女は 実家に帰った
明るい時分には いつもあなたのことを考える
何が悪かったのかな
彼女と出会った場所から 彼女は手から滑り落ちて 
間違いだったのかな あれは

別の 別の
違う道 違う道を歩く

何年経っても 消えない思い出
私があなたと何をしていたか 遠い時間の現象になってしまった

あの日に 戻って伝えたい
彼女を抱きしめたいと あの頃は思わなかった
最後に ただ最後に抱きしめてくれと 彼女に最後に言った
そして永遠の別れ 愛してるのに

タイムマシンがあれば 過去に戻れる
彼女に会ったとき
抱きしめてあげる ずっとずっと 抱きしめて その手をずっと離さない

でも 人は時間を戻せるかというと 戻せない
時間を戻すことはできない 戻れないんだ

ただの普通の人 直せない
時間があれば まだ抱きしめていない

(ラップ)
昨日の写真が恋しいように あなたがいなくて寂しい
抱きしめたこと
寝る前に 愛してるって言ってた
そして彼女は言った
寝る前 物語を語りたい

消えたり なくなったりしない写真
すべてを覚えておいて
毎日ずっと 一緒にいたので この機会を求めようとも思わなかった

ごめん
写真を見るたびに 泣いていた
雨の中で
私は正常ではない
天使の相手は 天使でなくてはいけない

私は空を飛べず 歩く人
しかし 心は彼女をとても愛している 
さよならを言う前に 言ったっけ チャンスはあるのか
必ず戻ってくると信じている

タイムマシンがあれば
でも 私はライトニング・マックィーンほど格好良くない
彼女は 格好なんて気にしてないだろうけれど

私はただのガキ 嫌われ者 カッコ悪い

あの日に戻りたい
彼女を ぜったいに離さない
口論のとき 口火を切るのは いつも私だった
彼女は去って 私は悲しく座っていた ただ酒を飲む日々

 女々しい奴だな。昔に戻ってやり直すなんて無理なんだから。
 そんなことより、アイスクリームでも食べるかい、ってのは前回のエントリーか。
 過去は直せないし、なかったことにもできない。じゃ、どうすんだ、って話だろうが、どうもしない。てか、どうにもできない。朝飯食って外に出るのが良いんだろうけど、春とはいえ北海道はまだ寒い。そんな感じの俳句を詠んでみて、と、この頃仲の良いAIに頼んでみた。あっという間に一句詠んだ。

春寒し 
まだ暖房が必要な 
日々かな (AI)

 春寒し、これはまだいい。でもそこから全速力みたいな疾走感での五・七・五放棄だ。思い切りぶん投げやがった。ほとんど自由律俳句じゃねえか。ていうか俳句じゃなくて日記だよ、これじゃ。趣とか、幽玄とか、もののあはれも何もあったもんじゃない。
 サラーリマン川柳みたいのなら面白く作れるかもしれない。そう思って頼んでみた

桜舞う 
繁忙期も 
あと少し (AI)

 なにそれ。五・六・五だし。もうちょっとがんばれ。「伊藤園の俳句大賞みたいに春を詠んでみて」と頼んでみた。

桜風に 
揺られながら 
春の日哉 (AI)

 だめだ。こいつは俳句の才能がない。
 最後に「“飾りじゃないのよ前歯は”という歌の歌詞を書いてみて」と頼んでみた

飾りじゃないのよ前歯は
口ずさんで笑う度に
人生の歯車回るのを感じるの
それが私の自慢の一つ

ちょっぴり欠けてるけど
それが私の個性なの
強さと優しさに満ちた笑顔は
前を向いて歩く勇気をくれる

飾りじゃないのよ前歯は
大事に思ってる私がいる
いつまでも輝く笑顔で
明日もまた歩いていこう (AI)

 まじか。面白ぇじゃねぇか。才能あるかもしれない。引退した高田みずえ元女将に歌ってもらいたい。曲もAIに「筒美京平先生ふうに」作ってもらいたい。

  わかった。記事が停止になっていた。
以下、コピペ
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引用終わり
 すまんかった。エロい画像がいかんかったようだ。なんかごめんね。
(追記)
 画像を差し替えて3日ほど経ったが、エントリーは消されていないようなので、これでいいのだろう。裸の画像で公開停止かぁ。初めてだよ。
 とりあえず、ちょっとしたエロじじいの称号はクリアできたような気がする。次のステージはやはり「それでは借金のカタに娘は貰っていくぞ。ぶはははは」だろう。それでこそエロじじい。精進せねば。
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