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オランダ対アメリカ

2022-12-07 22:54:17 | ワールドサッカー
決勝トーナメント1回戦、オランダ対アメリカの映像も見ていました。アメリカは4-3-3で、アンカーのアダムスの横をサイドのマッケニーとムサがカバーする、バランスの良さが要求される戦術でした。これに対し、オランダはトップ下のクラーセンがアダムスを監視し、シャドー気味のウェアにもデヨングがマークに付くなど、マンツーマン気味に入ってきました。

この手が当たりました。アメリカは序盤からやりにくそうにしており、なかなかボールを前につなげずにバックパスが続く展開でした。オランダの攻めは速攻が主体で、スピードのあるデパイを走らせた攻めで主導権を握ると、右サイドをアウトサイドのデュフリースが崩して、マイナス気味のクロスをデパイが合わせて、前半10分で先制点を奪うことができました。

アメリカもようやくこれで行くしかないとまとまり、左FWのプリシッチがサイドを突破することでチャンスを作りましたが、無名の存在から代表に抜擢されたオランダGKノペルトが当たっていました。もっとも、アメリカの攻めはプリシッチが絡んだときだけで、特にFWの中央で先発出場していたフェレイラがほとんどボールに触ることができず消えていました。

このレベルのサッカーでは、1か所でも機能していない箇所があると苦しいです。ゲームは必然的にオランダペースで進み、前半終了間際には先制点と似たような攻めでデュフリースが攻め上がり、マイナス気味のクロスを今度は左アウトサイドのブリントがダイレクトで蹴り込んで、オランダは2点リードを奪って後半戦に入る理想的なゲーム運びを見せます。

さすがにアメリカベンチも前半の戦い方は良くないと見て、フェレイラを下げてレイナをFWの中央に投入して流れを変えようとしてきました。それでも、オランダはハーフタイムに2人を交代させて盤石な体制を作りました。その後、最後の30分ほどは見ていないですが、その差を守り切ったオランダが3-1で勝ち切っています。ベスト8に出てくるのはこういうチームばかりと、感じさせてくれた試合でした。

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