Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

箱根駅伝復路

2021-01-03 17:23:00 | 他スポーツ
今日の箱根駅伝復路は劇的な決着になりました。9区終了時点で3分19秒差をつけてトップに立っており、出場4回目で初優勝目前まで迫った創価大が、アンカー小野寺のまさかの区間最下位の失速で残り2.1kmで駒沢大のアンカー石川に抜かれ、大逆転で駒沢大の優勝という結果になりました。創価大にとっては、ここまで来たら優勝したかったでしょうが、それでも過去最高の2位です。チームメイトは小野寺に拍手を送っていました。

もっとも、9区までは創価大の狙い通りの展開でした。6区では創価大の浜野は2位駒沢大に1分8秒差まで詰められますが、首位に立つことで力以上のものが出て気持ち良く走る、箱根駅伝復路の勝ちパターンに持ち込みます。東洋大は6区で遅れ、創価大を逆転するとすれば駒沢大という展開になります。

創価大7区原富は区間2位の好走で、2位の駒沢大花尾に1分51秒差に広げます。往路は区間賞なしで優勝した創価大は、メンバーが皆想定通りのタイムで走ったことがトップに立てた理由で、往路のタイムは去年なら9位相当のタイムでした。それだけ、後ろにいた有力校が数々の想定外に苦しんだ結果で、創価大監督も往路優勝は「想定していなかった」とインタビューに答えています。

創価大の逃げ切り体勢は続き、8区永井も区間8位ながらブレーキを出さず、2位駒沢大との差を1分29秒に保ちます。駒沢大にとっては詰まりそうで詰まらない差は焦りを生む要素で、鍵は9区と解説者も言及していましたが、その9区が創価大の石津が区間新に迫る快走で区間賞を取ります。1万mのベストタイムでは9区の選手の中で17位と下から数えた方が早い石津の活躍で、2位駒沢大に3分19秒と差をつけ、創価大の初優勝は確実と多くの人が思ったことでしょう。

結果的に、創価大にとって唯一の誤算が、最終10区で出てしまいました。10区の小野寺は、それでも前半は逃げ切れるような普通のペースで走っていました。しかし、15kmほどの品川過ぎから足取りがおかしくなり、km3分20秒など長距離選手としては動けていないラップを出してしまいます。ゴール後に小野寺が倒れたところを見ると、何らかのアクシデントがあったのでしょう。

また、復路優勝は芦ノ湖12位から大手町4位に上げた青山学院大になりました。12位という順位を考えるとシード権を確実にしたいところですが、やはりさすが優勝候補一番手の強豪で、少しずつ順位を上げて4位まで上げました。結果的に、予選校でシード権を取ったのが順大だけと、シード校の一角を崩すのが難しい駅伝になりました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カワセミ5 | トップ | ルヴァン杯決勝前半 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

他スポーツ」カテゴリの最新記事