昨年投稿できず、フォルダ―に置き忘れた植物です。
自宅の菜園コーナーで、周りに放任されている食用菊です。
花を食用にするために品種改良され、
苦みが少なく花弁が大きくなるように、結果、観賞にも適します。
黄花品種は「安房宮」?、
丈夫でよく殖え、10月下旬から11月にたくさん咲きました。
支柱を立て、紐を張ってやらないと、花の重さで倒れます。
一部の花を摘み取って、
季節の香りを少しの苦味とともに味わいます。
魚沼の農家育ちなので、子供の頃から食べた懐かしさもあります。
お浸し、酢の物、和え物などで、季節を味わいますが、
昨秋は、「魚沼コシヒカリ」と一緒に、菊ご飯も頂きました。
紫花種は「カキノモト」か「思いのほか」、
こちらは株が少なかったので、観賞のみでした。
昨年投稿できず、フォルダ―に置き忘れた植物です。
「コスモス」(秋桜)は、熱帯アメリカ原産のキク科1年草で、
明治12年、日本に渡来しました。
各種のコスモスを種蒔きしましたが、
現在残っているのはピンクと白の一重咲きだけになりました。
少し離れた空き地の菜園周りで、こぼれ種から芽生えたものを、
ネギやサツマイモの脇に残し、9月下旬から咲いていました。
「孔雀アスター」は、八重咲の宿根アスターで、
北米原産、キク科シオン属の多年草です。
空き地の雑草と競いながら、
ピンクと紫の2種が10月に咲いていました。
「サフラン」はクロッカスの仲間で、地中海沿岸原産です。
球根(根茎)を、自宅の庭に植え込んだまま、
無肥料放任なので、開花は僅かになりました。
3裂した赤い雌しべが、調味料や着色料に利用されます。
地下の根茎から、松葉のような葉を10~15cm伸ばし、
11月上旬に蕾を上げて、紫色の花を咲かせます。
黄色い雄しべと、赤い雌しべが目立ちます。
昨年投稿できず、フォルダ―に置き忘れた植物です。
「ヤブカンゾウ」はユリ科で、中国原産の帰化植物、
施設に移られた知人の庭から、移植したものです。
4月初めの庭で、若葉を伸ばしてきました。
(この若葉は食用になるそうです)
7月に咲いたオレンジ色の花、大きな八重咲きです。
草丈80cm程になり、3倍体のため結実せず、
ランナーを出して殖えます。
「ヒメイワダレソウ」は、クマツヅラ科植物の園芸種です。
原種は、主に熱帯・亜熱帯に自生するそうですが、
耐寒性もあって、グランドカバープランツとして利用されます。
普通は白色で、中央部にピンクや黄色の部分があります。
地下茎や匍匐茎で広がって、
7・8月を中心に初夏から秋まで開花し、
繁殖力強く、先住のギンパイソウを追い出し、
ムシトリナデシコを消滅させました。(要注意)
ブロック塀の通風孔から、道路に垂れ下がって咲きました。
「エキナセア」は北米原産で、キク科の多年草です。
花の少なくなる夏用に、庭植えしてみました。
7月に開花、頭状花(花の中央部)は盛り上がり、
舌状花(花弁に見える部分)は、やや下向きに咲きます。
8月下旬には色褪せましたが、
9月になって黒化しても、そのままドライフラワー状態です。
自然実生で、周りに苗が芽生えてきたようです。
( 先住民インディアンが薬草として使い、
欧米ではハーブティーとしても利用するようです。)
「セツブンソウ」(節分草)はキンポウゲ科の多年草で、
関東以西の本州に分布します。
地下に球根(茎1~1.5cm程の塊茎)を持ち、
5月から12月までは休眠しています。
北側軒下の棚下から、玄関前庇下に鉢を移した12月下旬、
例年より早く、すでに芽出し中でした。
1月7日、、蕾を包んだ葉が、伸び出そうとしています。
2月3日、節分の日、すぐには開花できません。
5日、少し花口を開いてきました。
7日、夜間や風雪の日は玄関に入れ、
2月11日、時間をかけて、ようやく開花しました。
花の大きさは径2cm程、草丈は6㎝位です。
2月13日です。
白い5弁花に見えますが、花弁に見えるのは萼片(ガクヘン)です。
花弁は10個近く、先端が2裂し黄色の蜜腺となっています。
中心にある雌しべは2~5個、採りまく雄しべの葯は青紫色です。
下は昨日の花です。葯が弾けて花粉を出してきました。
この後も草丈は伸びて、できる果実は袋果で、
中にできる種子は径2mmほどの褐色です。
下は4月中旬の過去写真です。
採種したのに、蒔き忘れてしまいました。
節分草 の球根は短命なので、
今年は採り蒔きして、次の苗を育てたいと・・・。
昨年投稿できず、フォルダ―に置き忘れた植物です。
「コバンソウ」(小判草)はイネ科の1年草、
ヨーロッパ原産で、明治に観賞用に導入された帰化植物です。
上越新幹線高架橋下に群生していた果穂を採って、
庭の菜園コーナーの脇に蒔きました。
毎年たくさん芽生えるので、除草して一部だけを残します。
6月中旬、熟した果穂は、光沢のある黄褐色で美しく、
このままドライフラワーで、長持ちします。
草丈20~50㎝位で、茎は細長い葉を付けて直立し、
細い柄に吊下った、小判型の小穂、熟す前は淡緑色です。
緑の果穂が茶色を帯びてきます。
上部に付いた穂から茶色くなり、
全体が黄褐色に変わりました。
周りが緑の中で、特異な雰囲気を醸していました。