香辛野菜の「ミョウガ」(茗荷)は、ミョウガ科の多年草、
東アジアが原産で、日本には野生種がありません。
空き地の柿の木の背後と、自宅北側の塀際に植えています。
放任ですが、蕗と一緒に地下茎で栄養繁殖しています。
春の食材として、若芽を軟白したミョウガタケもありますが、
通常は夏に、開花前の蕾を中に持った花穂が、利用されます。
8月初め、気付いた時には、すでにたくさんの花が咲いていて、
隣家にも利用していただき、収穫しました。
花の咲き始め、
全開した淡黄色の花は、径5cm程で1日花、
5倍体のために結実は稀で、果実を見たことはありません。
利用するのは花穂なので、たくさんの花が咲いたミョウガは
中身が無くスカスカになってしまいます。
左がまだ開花してない花穂で、硬く締まっていて、香辛野菜に適し、
中央が開花途中、右は3~12個ほどある花蕾がすべて咲き終えた
外側の苞だけになり、柔らかくなった使えない茗荷です。
普通、7~8月に収穫となりますが、
秋に収穫できるタイプもあり、自宅裏に秋ミョウガの苗も植えました。
9月に花穂が出てきました。
昨日の花穂、長さ7cmほど、花が咲く前に収穫します。