鉢植のサザンカで、桃色一重大輪の「桜月夜」(サクラヅクヨ)です。
肥後サザンカの1種で、11月末から正月にかけて咲きました。
(江戸時代から肥後・熊本で品種改良された椿・山茶花・芍薬・菖蒲・朝顔・菊
の6種を肥後六花と呼び、共通した特色に梅芯咲きがあります)
明るい桃色の花の中心、梅芯咲きです。
多数の雄しべが基部から離れて、花の内側に放射状に広がる形です。
蕾です。(サザンカの葉は、縁がギザギザになっていて椿より小さい葉です。)
シワシワな花弁を、開き始めてきました。
花弁が盃状に開きましたが、まだ皺が寄っています。
花芯もまだ開いていません。
花弁が広く数が多めで、端が重なり合う半八重咲きの感じです。
全開しました。 平開咲きで径10cm余りの大輪です。
全開後も長く咲いていますが、
大きな花弁の先が曲がるなどの変形が見られたり、色が褪せてきます。