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Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

アマガエルの繫殖 2022 (2)卵から孵化へ

2023-01-24 | アマガエル

5月~7月に、庭の睡蓮鉢などで繁殖した記録です。
 
6月の睡蓮鉢での受精卵と親ペアです。
 

 

 

 
夜に産卵し、睡蓮鉢の中は撮影が難しいので、
以下は、鉢受け皿に卵を移して発生・孵化の様子を記録しました。
 
7月上旬の例です。 産卵翌日、7月5日の朝の受精卵、 
 

 
7月5日の夕方、 
 

 
7月6日の朝、 
 

 
7月6日の夕方、
 

 
7月7日の朝、孵化後しばらくはジッとして動きません。
 

 
次は7月中旬の例です。 
産卵翌日、7月17日朝の受精卵です。
 

 
7月18日昼、
 

 
7月19日昼、孵化しました。
 

 
7月20日、小さなオタマジャクシが泳ぎ出しました。
 

 
7月21日、餌を探して遊泳するようになるので、
睡蓮鉢や貯水槽に移します。 
 

 
受精卵は2~3日で孵化し、(水温によって差があります。)
小さなオタマジャクシとなりました。

 

 

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アマガエルの繫殖 2022 (1)親カエル

2023-01-22 | アマガエル

毎年、庭の睡蓮鉢や貯水容器でアマガエルが繁殖しています。
 
ブログを子供たちが見ているのでしょうか? 

年間通しては、植物よりもカエルの記事が一番多く見られています。
栽培植物の数が多いので、遅れて越年してのアップです。
 
ニホンアマガエル」(日本雨蛙)は、両生類アマガエル科で、
北海道・本州・四国・九州に分布してています。
体長3~4cmで、低い樹や草の上で生活し、
小さな昆虫やクモなどを捕食しています。
繫殖期は5~7月頃です。
 

 
 
体色は腹側が白色で、背中側は黄緑色だが、
黒いまだら模様の灰褐色にも変わることが出来、保護色の例です。
 
樹上生活に適応し、樹の枝に居る2匹は少し小型で♂らしい。 
 

 

 
菜園の支柱で休む腹の大きな♀、4月の産卵前です。 
 

 
葉上で休む♀、6月末の産卵後です。 
 

 
の喉には鳴嚢(めいのう)という袋があって、
声帯で出した声を共鳴させて、大声を生み出し、
繁殖期の夜は大合唱になります。 
雨が降りそうになると昼間でも鳴きます(レインコール)。
 

 

 
5月~7月にかけての夜が繫殖期(地域によって異なる)で、
大きな♀に小さめな♂が乗って、水中で産卵します。 
 

 

 

 
冬は庭の地中で冬眠しています。
 

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庭で繫殖するアマガエル 2021(4) 子ガエル

2022-01-24 | アマガエル

オタマジャクシからカエルの姿に変態した小ガエルたち。
 
通路上で、蟻を捕食したのを見たことがありますが、
昆虫やクモなど動くものを捕食します。
 
庭草、鉢植え、菜園の野菜などの葉上や、
住宅の壁面やブロック塀によじ登り、庭木や果樹に上ります。
多くは緑色ですが、居場所によって保護色に変えることが出来ます。
 
初めは水草の上や、水容器の縁で外界を観察?し、 
 

 

 
容器から飛び出して、思い思いの場所に移動していきます。
ツバキの葉上で、 
 

 

 
バラ・ブルームーンの木に登り、 
 

 
菜園のエンドウにツルを上って、
 

 
フジバカマの葉で居眠りし、 
 

 
リンゴの樹に登って、
 

 
12月に入るとカエルの姿は見えなくなります。
冬は温度の少ない地中にもぐり、春まで冬眠するのです。
 
春になると一斉に地中から出て活動します。 寿命は数年?


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庭で繫殖するアマガエル 2021(3) オタマからカエルへ

2022-01-21 | アマガエル

孵化した小さなオタマジャクシは、
1か月程かけてカエルの姿に「変態」(へんたい)します。
 
幼生のオタマジャクシは、エラ呼吸し水中生活ですが、
成体のカエルは肺呼吸し、手足が生えて陸上生活をします。
 
遊泳始めたオタマジャクシには、
メダカ用の粉餌を撒いてやりました。


 

 
オタマジャクシは全身が褐色で、薄いまだら模様があります。
大きくなったオタマには小粒の金魚の餌を与え、
最大5cm程

 
成長したオタマジャクシは、
尾の付け根に、小さな後ろ足が形成され、変態が始まります。 
 

 
同時に体内で前足も形成されて、
後足が大きくなると、エラから足を出してきます。 
 

  
前足が出ると、水草の上や容器の縁に這いあがってくることも、 
 

 
 
 
まだ長い尾を付けていますが、背中が黄緑色に変わり、
餌を食べずにじっとしている場合が多い。 
 

 
水草上や容器壁面で、尾が栄養として吸収されるのを待ちます。 
 

 

 

 
尾が無くなると、子ガエルとして、
陸上移動が可能な形態となります。 
 

 

 

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庭で繫殖するアマガエル 2021(2) 産卵・ふ化

2022-01-19 | アマガエル

繁殖期は春5月~6月、夜、集団で大合唱しながら、
抱接したペアは、睡蓮鉢や貯水容器を主に、
受け皿に貯まった水にも産卵しました。
 

 
オスの喉には、鳴嚢(めいのう)という袋があり、
声帯で出した声を共鳴させて大声を生み出します。
繁殖期以外でも雨が降りそうになると、昼間でも鳴きます。
(次の2枚は過去画像)
 

 

 
産卵した翌日、5月9日、
受精卵を睡蓮鉢から鉢受け皿に移して、観察します。
卵から孵化するまでの時間は、水温等によって異なります。 
 
受精卵は、寒天質のひもで数個ずつつながっており、
細胞分裂が進んで卵の色に変化が出ています。
 

 
5月10日、丸い卵が、こんな形になりました。
 
  
 
5月11日、 
 

 
5月13日朝、
 

 
5月13日午後には、卵膜を破って孵化しましたが、
すぐには泳げません。
 

 
5月15日昼、小さなオタマジャクシの形になりましたが、
まだジッと壁面に吸い付いたようになって、殆ど動きません。 
 

 

 
5月16日朝です。
この後、餌を求めて自由遊泳を始めましたので、
受け皿から睡蓮鉢などに移しました。

 

  
(3)に続きます。

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