幸せで、豊かな人生のために!

成功すれば幸せになるのではなく、幸せだから成功する(ショーン・エイカー)のような生き方ができるように!

シンデレラスマイルと言われるように!

2019年08月11日 17時35分45秒 | 生き方

夏の甲子園、
鳴門の西野知輝投手は、
「調子が悪かった」といいながらも、
「逆境こそ笑え」という森脇稔監督のことばを胸に、
154球の完投でチームを勝利にみちびいた。

テニスの大坂なおみ選手は、
全米オープンテニスで優勝した時、
決勝戦でピンチになった時に険しい表情からも、
上を見ながら作り笑いをしていたシーンが印象的だった。

全英オープンを42年ぶりに制覇した二十歳の渋野選手は、
極度のプレッシャーがかかるはずの場面でも、
自然な笑顔を絶やさなかったことから
「スマイルシンデレラ」と呼ばれた。
彼女は中学1年生のときのラウンドで思うようにスコアが伸びず、
ふてくされたり、イライラしていたとき、
コーチから叱られたことをきっかけに、
「常に笑顔でプレーする」事を心がけたという。

「笑い」は、医学的にも体に良い影響を与えることがわかっている。
笑いによって脳内には、
「エンドルフィン」「ドーパミン」「セロトニン」といった、
幸せ・ヤル気・ストレス解消・プラス思考 といった作用をもたらすホルモンが分泌される。
それにより、脳が"快"の状態になり、物事を上手く処理してくれるようになる。
また、「笑顔」には周囲も巻き込んでしまうくらいの大きなパワーがある。
周囲に笑いや明るさを与えることでさらに、
自分にも幸福感をもたらす。

『幸福論』のアランは、
「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなんだ」
と言っている。
 
笑いが勝利に結びつき、幸せを引き寄せる。
笑うこと、
常に上機嫌でいることが、
自分も周りも良い結果を導いてくれる!
 



ネガティブの深みにはまらないために

2019年08月05日 08時31分00秒 | 生き方
進化したい、成長したい、
と思う気持ちを強く持っていると、
どんな仕事でもやりがいを持てる。

仕事でも遊びでも、
試行錯誤するから飽きないし、面白い。
すぐに飽きたり、つまらないと感じるのは試行錯誤していないからだ。

ホリエモンは、
服役中に与えられていた「封筒糊付け作業」で、
「どうすれば作業を効率化できるか」ばかりを考えて考えて作業していた。
昨日より今日一枚でも多く作る方法を工夫した。
そして1カ月後には、倍近い数を作成できた。
と言っている。

百獣の王になった武井壮は、
知らないことを知ることで自分を進化させることができる。
1日1時間、自分の知らないことを調べるための時間をつくる。
それを1週間続けると結構な知識が蓄積できる。
それが自信にも繋がり、自分を浮上させるキッカケにできる!
と言っている。


いやな思いすることが多くて、テンションが下がってきたと思ったら、
意識して今やってることに集中する。
試行錯誤を繰り返して、夢中になってみる。
ネガティブの深みにはまらないよう笑顔を作る。
間違っても不愉快な自分を出したらあかん。その罠にハマったら、
益々マナスのスパイラルに落ち込んでいく。

幸福論のアランは、
「悲観主義は気分のもので、楽観主義は意志のものである」と言ってる。

物事を楽観的に捉えることを心がけて、
何にでも好奇心を持って取り組む。
どんなことでも、試行錯誤しながら、
進化したい! 成長したい!
と強く思うことで、
その後の人生が大きくかわる。

幸せで豊かな人生のために!



幸福とは、追求するものではなく、 気づくものである。

2019年07月30日 09時41分00秒 | 生き方

「幸福とは、追求するものではなく、
気づくものである。今、この瞬間にも幸福はある。
日常生活のすべての営みが幸福を含んでいる」
ダイアー博士の「自分のための人生 」より

なんでも上手くいく人は、
自分の中にある小さな幸せに気づくことが上手い。
他人との比較ではなく、自分が好きなこと、得意なものを探す。
ないものを探して悲観するより今あるものに気づいて、
少しでも感謝の気持ちを持てた時に、
本当の自分の力が発揮できる。

和田秀樹先生の著書
「おめでたい人の思考は現実化する」では、
現代の日本は「おめでたい人」に有利で
「おめでたくない人」は生きにくいことが多い。
といってる。
「おめでたい人」とは、
つまらない事で喜べる人や、何かしらのお世辞を本気にする人、
楽観的な情報を簡単に信じてしまう人。
といってる。

ちょっとバカにしたニュアンスもあるけど
心のどこかで羨ましいとも思える「幸せ者」って言われるような人か。
それは、
ショーン・エイカーの
「成功すれば幸せになるのではなく幸せだから成功する」
という言葉につながってくる。

もっとリラックスして、
楽観的に、おめでたく生きることで、
今ある幸せに気づき、自分の人生を生きることができる。

幸せで、豊かな人生のために!




人生の結果

2019年07月24日 08時49分04秒 | 生き方
人生の結果とは、
考え方×熱意×能力 である。
その中でも「考え方」が最も重要である。
と、京セラ創業者の稲盛さんが言っています。
 
「考え方」とは、どういう心構えで人生を送り、仕事をするかということ。
熱意や能力があっても、考え方が間違っていると人生うまくいかない。
嫉妬、憎しみ、恨み、などの否定的な感情に囚われている人は、その心構えがマイナスになり、その結果人生もマイナスになってしまう。
反対に、前向きで素直な考え方を持っている人は、たとえ能力が他人より少し劣っていたとしても、努力することで素晴らしい人生を送ることができるだろうと。

今やっていることに没頭し、熱意を持って取り組んでみる。少しでも上手くできるよう創意工夫をして能力を高めていけばよい結果を出す事ができるはず。
「考え方」をプラスに変えることで、人生の結果が変わる。

元ライブドア社長のホリエモンは、
ギブアンドテイクではなくギブアンドギブでちょうど良い。と言っている。
そして、何よりも大切なのは使命や理念といった「熱いモチベーション」である。
それも、「自分たちだけが儲けたい」というものではなく、
「新しいサービスで困っている人を助けたい!」
「このサービスで広く社会の役に立ちたい」 
などの利他的なものであること。と言っている。  やはり、情熱と考え方である。

「7つの習慣」のコーヴィー先生は、
原則中心に生きることで、人生の成功を得られるという。
世の中が変わっても価値に変わりがないものを「原則」という。
その原則に従った生き方を原則中心の生き方という。
原則中心の生き方とは、「人格を磨くこと」とも言ってる。
 
 
考え方を利他的に、原則中心にすること。
良心に従った行動を心がけること。
そのためには、
素直な気持ちでありのままの自分を受け入れる。
自分を認め、他者を認めること。いつも上機嫌でいること。
自己中心ではなく、周りに少しでも何か貢献することを心がける。
いつも上機嫌で明るく振る舞うことだけでも、周りに「元気」を与えることができる。
日々のちょっとした心構えを変えることで
人生の結果が変わる!
 
幸せで豊かな人生のために!



星に願いを!

2019年07月03日 07時59分00秒 | 生き方
 
稲盛和夫さんの『成功への情熱』より、
ビジネスを成功させるためには、
夢を抱いてその夢に酔うということがまず必要です。
困難にぶつかっても諦めずにそれを成功させるためには、夢が、強い情熱が必要だ。
と言っています。
そして、
ある夢を追求し続けていると、
その夢はどんどん鮮明になり細かいことまでわかるようになり、ついにはカラーで見えるようになります。それがビジョンです。
そういう心理状態になった時、私はそのビジョンが実現することがわかるのです。
と言ってます。
 
強い情熱を持って困難に立ち向かうためには、
先ず、真剣に夢を抱くことが大切なんだと。
 
もうすぐ七夕です。
久しぶりに、星に願いをかけてみましょか!
 
When You Wish Upon a Star
 
 
 
 

他人に喜びを運ぶ人は、自分自身の喜びと満足を得る!

2019年06月19日 11時39分00秒 | 生き方
「与えることは最高の喜びだ。他人に喜びを運ぶ人は、自分自身の喜びと満足を得る」
ウォルト・ディズニー
 
ディズニーのキャスト(従業員)にはマニュアルが無い。
行動基準として「ゲスト(お客様)にハピネスを提供する」
という企業理念以外従うべき事柄は存在しないらしい。その企業理念にしたがって皆生き生きと働いている。
「他人に喜びを運ぶ人は自分自身の喜びと満足を得る」ことを実践することで自分自身もその仕事を楽しみ、周りにハピネスを届けている。
人は、「他人に貢献することで幸福感を得られる」という人間の心理がある。また、「幸福感は周りにも伝染する」ことから、ここにいるだけで周りもみんなハッピーになれる。
 
幸福論のアランは、
「上機嫌こそ、もっとも惜しみなく与えられる贈り物なんだ。これこそがすべての人をとりわけ贈る人の心を豊かにする真の礼儀なんだよ。上機嫌を与えたその瞬間に、キミは喜びを振りまく魔法使いになるんだ」
と言っている。
 
「楽しむこと」や「上機嫌でいること」なら誰でも人に与えることができる。そうすることで脳内には「エンドルフィン」「ドーパミン」「セロトニン」といった幸せホルモンが分泌され、それより脳が""の状態になる。
脳が""の状態で取り組むことは大概上手くいく。
 
「幸福優位の法則」のショーンエイカーは、
「自分は幸せだ」と思える人ほどよい結果を生んでいる。
と言っている。
 
今ある幸せを実感し、周りにも幸せを与えていくことで、
成功にまた一歩近づく。
 
久しぶりのディズニーランドで、ハピネスをいっぱい頂いてきました。

完璧主義からの脱却!

2019年04月17日 08時20分00秒 | 生き方
日本人は、まじめで完璧主義。
そんな一面があるからこそ日本がここまで発展したとも言われる。
でも、
完璧主義者は、自分にも他人にも厳しく、自分のやることにも納得がいかなければ、なんか機嫌が悪い。
また、他人のミスもすぐに目につき許せない。
そんな、完璧主義な人にとって、
いい加減な人はこの世で一番気に入らない。
 
「いちいち不機嫌にならない生き方」の著者”ほうげん和尚”は、
「きっちりしている人は、いい加減な人は楽しそうで羨ましい、という。一方、いい加減な人は、きっちりしている人を羨ましいとは言わず、可哀想だと、同情さえするのだという。
そこがいい加減な人の真骨頂でしょうと。
そして、
いい加減な人は、「悪いことさえしてなければそれでいいんじゃない?」と、その心の余裕がおおらかさを発揮するのでは、と言っている。
 
「きっちりしていること」にこしたことは無いけれど、それが行き過ぎると自分もまわりもしんどい。
 
そこで”ほうげん和尚”は、
「きっちりしたことを土台に、いい加減さを身に付ければ向かうところ敵なし」と言っている。
心穏やかに生きることが大事であると。
 
「幸福論」のアランは、
「上機嫌こそ、もっとも惜しみなく与えられる贈り物なんだ。これこそが、すべての人を、とりわけ贈る人の心を豊かにする真の礼儀なんだよ。
上機嫌を与えたその瞬間に、キミは喜びを振りまく魔法使いになるんだ」と言っている。
 
 
上機嫌や笑いが脳の活動を促進し、「エンドルフィン」「ドーパミン」「セロトニン」といった、幸せ・ヤル気・ストレス解消・プラス思考 といった作用をもたらすホルモンが分泌される。
それにより、脳が""の状態になり、物事を上手く処理してくれる。
 
完璧を目指して不機嫌になるより、少し余裕を持って、ゆるく生きる方が上手くいく。
そもそも、完璧なんてありえない。
「いい加減」とは「ちょうど良い加減」
ということを理解することだ。
 
アドラー先生は、
「できない自分を責めている限り、永遠に幸せにはなれないだろう。今の自分を認める勇気を持つ者だけが、本当に強い人間になれるのだ」
と言っている。
 
自分も他人も許して、楽に生きることで、
人生上手くいく!
 
 

新たなチャンスを掴むために!

2019年04月11日 07時46分16秒 | 生き方

新年度の始まり、桜も満開ですね!
新しいことに取り組んでいきたい季節です!

やりたいことが見つからないという人も、
好奇心を持って、何にでも興味を持つことで、
きっと何かに出会える。
何でも、面白そうなものは片っ端からやってみる。
それを面白いと思っている人に興味を持ってみる。

ホリエモンは、
ゴルフにハマってる人が多いのは、何か楽しいことがそこにあるはずだって思えるかどうかだ。
桃太郎のおばあさんは、流れてきた大きな桃を拾って持って帰った。
その好奇心はすごいと。言っている。

拾って持って帰ろうと思うかどうかで、
チャンスを掴むかどうかが変わる。
持って帰って割ってみると腐っていたとしても、何ということはない。捨てれば良いだけ。
常に好奇心を持って、何にでも本気で取り組む姿勢が大事だ。
たとえ何もなかったとしても、
その時の経験が将来何かに繋がってくることもある。

スティーブ・ジョブズは、
大学時代に偶々出会ったカリグラフィーを見て感動し、のめり込んだ。
それが将来Macのフォントにつながるとは、その当時は思いもしなかった。
と言っている。
その時のエピソードを
「コネクティング・ザ・ドッツ」 点と点をつなげる。
という言葉で説明している。

未来は、何が起こるかわからない。
今、できることをなんでも全力でやることで、
将来、何かをつかむことができる。

何かに挑戦するには、もってこいの季節です!
人生、アクティブにいきる方が絶対楽しい。

幸せで豊かな人生のために!


不機嫌にならないために

2019年01月15日 07時52分23秒 | 生き方
自分のやりたいことや自分の正直な気持ちを口に出すことが、「わがまま」というわけではない。

「わがまま」とは、嫌なことや気に入らないことがあると、だまって不機嫌になること。
自分の主張が通らなかった時に、ただ不機嫌になる事で相手を責める気持ちをもつことだ。
と加藤諦三さん。
また、
不機嫌とは、自分の要求をはっきり言えない状態である。
自分の望んでいる反応が得られない時、とたんに不機嫌になる。
不機嫌は、はっきりと攻撃的にはならないが、
どこかで相手を責めている。
そんな要求の強いひとは、甘えを残している人である。 とも言っている。

自分の気持ちをはっきりと相手に伝えることができない人は、はっきり伝える人を「わがまま」だと感じている。
自分の正直な気持ちを言えない事を自分は「わがままではない」と主張する。
そして、相手にも「わがまま」を言わない事を求める。

そんな我慢比べをするよりも、自分の正直な気持ちを口に出して、それが相手に受け入れられない事もあることを理解する事だ。
受け入れられなくても決して不機嫌にはならず、常に上機嫌でいることで受け入れられるようになることもある。
自分の正直な気持ちを素直に相手に伝える。
相手の気持ちも素直に受け入れることで不機嫌にならず、常に上機嫌でいられる。

アランは、
「上機嫌こそ、もっとも惜しみなく与えられる贈り物なんだ。
これこそが、すべての人を、とりわけ贈る人の心を豊かにする真の礼儀なんだよ。上機嫌を与えたその瞬間に、キミは喜びを振りまく魔法使いになるんだ」 と言っている。

上機嫌でいること、上機嫌を周りに与えることで自分も周りも幸せな気持ちになれる。幸せな気持ちをもつことで、物事は上手く行く。

ウォルト・ディズニーは、
「与えることは最高の喜びだ。
他人に喜びを運ぶ人は、
自分自身の喜びと満足を得る」
と言っている。

幸せで豊かな人生のために!

没頭する事で道は開ける!

2019年01月07日 09時10分31秒 | 生き方
強い動機が人の行動を変える。

心の底から好きなこと、やりたいとおもうことがあれば、自然に行動に移る。
やりたいと思えば思うほど、
色々な制約を超えて行動に移していく。
制約やハードルにめげて行動に繋がらないのは、そこまでやりたいと思ってないからだ。

加藤諦三さんは、
作家になりたいと強く思う人は、
誰がなんと言おうともうすでに書いている。と言っている。だから、
「どうしたら作家になれますか?」
と聞く人は作家に向いていない。と言う。

やりたいと思えば、誰がなんと言おうとトコトンやってみる。
やってみる事で、何かをつかめる。

やりたい事を見つけるためには、
今、やってる事、できる事に、
先ずは没頭してみる事だ。

幸せで豊かな人生のために!


幸せを感じるために振り返る

2018年12月30日 22時39分44秒 | 生き方
1年を振り返る時期ですね。
今年一年でできたことや、できなかったことを振り返って来年に結びつける。できなかったことはしっかり反省して、新しい計画を立てる。
確かに、やってしまったことへの反省や、
改善策を練ることは大事だけど、
至らなかった自分を責め続けるはやめよう。

松下幸之助さんは、「道は開ける」の中で、
「過ぎ去ったことはもはや言うまい、かえらぬ月日にグチはもらすまい」
と言っている。

今年一年を振り返って、
上手くいったこと、できたことをもっと思い出して、少しでも今年一年の達成感を味わおう。
どんな小さなことでもできたことは成功だ。
大きなことを成し遂げられなくても、
何か1つでもできたことを振り返る。
小さくても少しでも、何かに貢献できたことを振り返る。
そして、多くの人に支えられたことに感謝する。

過ぎたことを悔やむより、これから先に目を向ける。無い物を探すより、今あるものに感謝する。
大きな成功より、小さな感謝が将来を決める。

ショーンエイカーは、
「成功するから幸せになるのではなく、
幸せだから成功するんだ」
と言っている。

今を生きる。今ある幸せを感じる。
これができれば、必ず上手くいく!



成功と幸福は、同じではない。

2018年11月12日 07時36分22秒 | 生き方
成功と幸福は、同じではない。
幸福を得るために、大きなことを成し遂げたり、何かで成功する必要はない。

アドラー心理学の岸見さんは、
「成功ではなく、幸福について語ろう」の中で、
「成功と幸福を不成功と不幸を同一視するようになって以来、人間は真の幸福が何であるかを理解し得なくなった」と解説している。
よい学校に行ってよい会社に入って裕福になることは、成功であって幸福ではないと。

また、
経営コンサルタントの小宮一慶さんは、
「幸せ」というのは自分で決めること、「成功」というのは他の人が決めること。成功したと自分で思っていても、まわりからの評価が得られなければ本当の成功とは言えない。と言っている。


成功できていても、できていなくても、自分が今、幸せであると実感できればそれが幸福である。
ビジネスパーソンとしては、
何かで成功をめざすことは大事だが、幸福を得るために目指すのではない。
なりたい自分に近づくために努力することだ。
成功と幸福は、同じではないことを理解した上で、自分がやりたいことを目標を持って取り組む。皆が目指すからとか、人から認められるために目指すのではなく、自分がなりたい自分をめざす。

アドラー心理学の岸見さんは、さらに、
幸福は、その人だけに当てはまるのであって、その人にとっては幸福であることでも、他の人にとっては幸福であるとは限らないと言うことである。と言っている。
そして、
自分は、何が得意かより、何が一番夢中になれるかをわかること。と言っている。

人は、何かに夢中になっている時に幸せを感じることができる。幸せを感じながら取り組むことは、大概うまくいく。

そのために、
自分を知り、自分と他者の過去を許すこと。
変えられない過去を悔やまず、起こりもしない未来に不安を持たず、「今」に集中すること。
今を生きることで幸福を得ることができ、
成功にも近く。



笑いを勝利に結びつける!

2018年09月13日 07時18分24秒 | 生き方
大坂なおみ選手が、全米オープンテニスで優勝!
日本人初の快挙ですね。

決勝戦で、
相手の セリーナ・ウィリアムズ選手が、思うようにショットが決まらずラケットをコートに叩きつけていたシーンと、
大坂選手がピンチになった時、
険しい表情からも、上を見ながら作り笑いをしていたシーンが印象的だった。

『幸福論』のアランは、こんなことを言ってます。
「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなんだ」

トップアスリートは、最終的にはメンタルの差と言われる。
窮地に陥ったときには、少しでも精神的に優位に立つために、あらゆる工夫や努力をしている。
大坂なおみ選手はそこで、上を向いて作り笑いを浮かべた。

笑いは、医学的にも体に良い影響を与えるらしい。
笑いによって脳内には、
「エンドルフィン」「ドーパミン」「セロトニン」といった、
幸せ・ヤル気・ストレス解消・プラス思考 といった作用をもたらすホルモンが分泌される。
それにより、脳が"快"の状態になる。
物事を上手く処理していくためには、脳を"快"の状態にして取り組む方がうまくいく。
「笑い」によって良い影響を与えられた脳は、作り笑いでも同じ効果が期待できるらしい。

大坂なおみ選手は、その瞬間に少しでも気持ちを落ち着かせるために、作り笑いを浮かべたんだろう。

また、『幸福論』のアランは、
「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである」
とも言っている。

辛いときや、何か失敗して落ち込みたいときにでも、
意識して笑うことや、いつも上機嫌でいることが、
自分や自分の周りに良い影響を与え、
それが自分の幸福につながっていくんだ。


運が良くなるために!

2018年08月30日 07時37分19秒 | 生き方
運の良い人がいる。
次々といろんな事に巡り会えて、
偶々起こったことが良い結果につながったり、良い仕事を紹介してもらえたり。
若い時から何をやっても上手く要領良くこなしていく姿に、
「いつかしっぺ返しがくるよ」って慰められたりもしたが、
結局そんなこともなく今も上手くやっている。

その反面、運の悪い人もいる。
いつも機嫌が悪く不平不満が多い。
マイナス思考で、どうせ上手くいかないと思ったら、やっぱり上手くいかなくて、
また機嫌が悪くなる。

いつも貧乏くじばかり引いてるような人を
精神科医の和田秀樹先生は、
不機嫌な人が貧乏くじを引いてしまうと、
いっそう不機嫌になり、
絵に描いたような「貧乏くじ」になる。
と言っている。
運の良い人が貧乏くじ引いた時には、
大袈裟に嘆いてもその時限りで、
結局誰かに助けてもらったりして上手くしのいでいる。

運の良い人と運の悪い人、
その違いについて脳科学の中野信子先生は、
運が良い人とは、
「運が良くなるような行動をしている。」と言っている。

人間の脳内には、快感を感じる報酬系という回路があり、人助けなど社会的な行動も含め、自分が気持ちよいと思える行動をとると活動する。
「もっとこうしたい」「もっとこうなったら良いのに」という欲を忘れ、「気持ち良い」「気分いい」としか感じない瞬間。
その瞬間には、「もう何もいらない」とさえ思える。
つまりそれは、自己一致の状態になっている。と言う。

自己一致の状態とは、
「こうなったらいい」「こうあるべき」と考えている理想の自分と実際の自分が一致していることで、
あるがままの自分を自分で受け入れている状態のこと。
この自己一致の状態にある人は、
人を引きつける力がある。
「もっとこうしたい」「もっとああしたい」など、
ある意味攻めの姿勢がまったくないので一緒にいる人は楽な感じでいられる。
また、常に脳が「快」の状態にいるので一緒にいる人も快い気持ちになれる。
さらに、自己一致の状態にある人は、
人の話を素直に聞けるという特徴もある。
自分が心地よい状態なので相手が多少波立っていてもそれを吸収してしまう余裕を持っている。
そんな人は、やはり他人に好かれる。

つまり、運が良い人とは、
どういう状態に自分はしあわせを感じるかを把握している。→そのしあわせの状態を積極的に作り出す努力をしている。→自己一致の状態になる。→人に好かれる。  
という図式が成り立つ。という。

運が良くなるためには、
自分がどういう状態が最も幸せを感じられるかを理解すること。
一般的な価値観や他人の意見に惑わされず、
自分の価値観で自分なりの幸せを把握すること。
そして、ありのままの自分を理解して受け入れることで、自己一致の状態になること。
さらに、
真面目すぎないこと、柔軟性を持つこと。
真面目すぎる人は、
自分の価値観より社会性や常識などを重視している。
自分を殺して生きている。
自分の価値観を見失って、自分で自分を殺してしまっている。
自分を大切にしていないから、他人からも大切にしてもらえない。
だから、
自分の価値観で生きること。
柔軟な姿勢で生きること。
柔軟性があれば、心に余裕ができて、
他人も自分も許すことができる。

そんな人は、
周りから見ても魅力があり、人を惹きつける。
ポジティブで柔軟性があるから、何でも受け入れられる。
好奇心も強く、何でも求める姿勢があるからチャンスに巡り合いやすい。
失敗を恐れず行動するから良い結果も生まれてくる。

真面目さは大事だけれど、
「真面目」を自分の価値観で生きられないことの言い訳にしてはいけない。

もっと自分を大事にしてもいいんだ。


自己理解と自己受容

2018年08月17日 07時44分30秒 | 生き方
自分で自分の気持ちに正直に向き合うことで、いやな事や負の感情から解き放たれる。
虚勢を張っていたり、自分のいやな部分に蓋をして見ないフリをすればするほど、
負のスパイラルの深みにはまっていく。

悔しかった思いや誰かを妬んだり、羨ましがったりする気持ちは、
自分でも認めたく無い。
だから、ついそんな気持ちは持っていないと自分に嘘をついてしまう。

誰だって悔しい思いもするし、
他人を羨ましく思うこともある。
何をやっても上手くいかなかったり、
失敗して思い悩むこともある。
そんな時は、
その気持ちから逃げるのではなく、受け止めてしっかりと感じてみる。
その気持ちを全部受け入れて認める事で、
負の感情から少しづつ解き放たれ、前向きになることができる。
負の感情は、逃げれば逃げるほど、追いかけてくる。

成功した人とは、
何の悩みもなく、悔しい思いもせず、
失敗したことのない人ではない。
成功した人は、
散々失敗もしてきたし、恥もかいてきた。
自分で自分の強みも弱みも理解して、それを全部受け入れて認めてきた。
自分を受け入れて認める事で、
目的を見失わず、何度も立ち上がってきた人だ。

加藤諦三さんは、
自分を受け入れられない人は、
ありのままの自分では価値がない人だと感じている。
だから、
理想の自我像と「現実の自分」との乖離に苦しむ。
理想の自我像を実現しようとすればするほど、
自分はそのままでは価値がないという感じ方が強化される。
そして、非現実的な自我像を実現しようとする。
と言っている。

非現実的な自画像を実現しようとしても、それは叶うはずもない。
だから、
自分も他人も認めることができず、
他人を恨み、妬む。
そこから負の連鎖が始まる。

自分の本当の気持ち、強みも弱みも正直に、正しく理解して受け入れる。
そんな自分を認める事で、他人の目が気にならなくなり、
虚勢を張るのではなく、ありのままの自分で生きることができる。
ありのままの自分で生きることで、
やりたいことが明確になり、それに没頭することができ、夢中になれる。

何かに夢中になっている人は輝いている。
そして、
夢中なれば、大概の事は成し遂げられる!