幸せで、豊かな人生のために!

成功すれば幸せになるのではなく、
幸せだから成功する(ショーン・エイカー)

2020年年の瀬に思うこと

2020年12月30日 00時04分00秒 | 生き方
人生では、
望まない突然の異動や退職、失業、離別など、
これまで慣れ親しんできた自分の居場所を失い、
これから何をすれば良いのか、
何処へ向かえば良いのかがわからなくなる時がある。
時には、方向感覚をもなくして、
まさに失速してるような状態に陥る。
そんな状態をウィリアム・ブリッジス氏は、
「トランジション」と呼んだ。

人生の過渡期または転換期のことで、
人生のターニングポイントともいえる。
「トランジション」人生のそうした変化に対処するためには、
自分自身の大切にしてきた価値観や
アデンティティの再構築が必要である。
そして、そのトランジションは、
「何かが終わる時から始まる」と。

今年、
失業や退職によって、これまで疑いもしなかった大きな変化が襲い、
将来の希望を失ってしまったと感じている人や、
これまでと全く違った環境で試行錯誤の真っ只中で、
進むべき方向を見失っている人もいるだろう。
そんな時は、
今が人生のトランジションだと認識して、
これまでの人生を振り返り、素直に自分は
「何がしたいのか」
を問いかける時間を持つこと。
「何かの終わりは何かの始まり」
であると認識して、その変化に立ち向かい
乗り切るための準備を始めることが大事だ。

「幸福論」のアランは、
「悲観主義は気分によるものであり、
楽観主義は意志によるものである」
と言っている。
さらに、
「幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなんだ」  と。

こんな時こそ「楽観主義」を意識して
柔軟性を持って生きること。
ほんの小さな良かったことにも大袈裟に喜び、いっぱい笑って、
脳内にドーパミンやセロトニン、オキシトシンなどの幸せホルモンを
たっぷり分泌させれば気持ちも前向きになれる。
すると、やる気が湧いてきてものごとがうまくいきだす。

まさに、笑う門には福来る。

お笑い怪獣の明石家さんまさんの
「生きてるだけで丸儲け」
は、つくづく名言だと思う2020年
年の瀬です。