幸せで、豊かな人生のために!

成功すれば幸せになるのではなく、
幸せだから成功する(ショーン・エイカー)

成功と幸福は、同じではない。

2018年11月12日 07時36分22秒 | 生き方
成功と幸福は、同じではない。
幸福を得るために、大きなことを成し遂げたり、何かで成功する必要はない。

アドラー心理学の岸見さんは、
「成功ではなく、幸福について語ろう」の中で、
「成功と幸福を不成功と不幸を同一視するようになって以来、人間は真の幸福が何であるかを理解し得なくなった」と解説している。
よい学校に行ってよい会社に入って裕福になることは、成功であって幸福ではないと。

また、
経営コンサルタントの小宮一慶さんは、
「幸せ」というのは自分で決めること、「成功」というのは他の人が決めること。成功したと自分で思っていても、まわりからの評価が得られなければ本当の成功とは言えない。と言っている。


成功できていても、できていなくても、自分が今、幸せであると実感できればそれが幸福である。
ビジネスパーソンとしては、
何かで成功をめざすことは大事だが、幸福を得るために目指すのではない。
なりたい自分に近づくために努力することだ。
成功と幸福は、同じではないことを理解した上で、自分がやりたいことを目標を持って取り組む。皆が目指すからとか、人から認められるために目指すのではなく、自分がなりたい自分をめざす。

アドラー心理学の岸見さんは、さらに、
幸福は、その人だけに当てはまるのであって、その人にとっては幸福であることでも、他の人にとっては幸福であるとは限らないと言うことである。と言っている。
そして、
自分は、何が得意かより、何が一番夢中になれるかをわかること。と言っている。

人は、何かに夢中になっている時に幸せを感じることができる。幸せを感じながら取り組むことは、大概うまくいく。

そのために、
自分を知り、自分と他者の過去を許すこと。
変えられない過去を悔やまず、起こりもしない未来に不安を持たず、「今」に集中すること。
今を生きることで幸福を得ることができ、
成功にも近く。