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葉山の海と森

葉山町の自然と日々の暮らしのスケッチ

哀悼

2022-09-08 14:57:56 | Weblog
以前、九州の保育園児が通園バスで置き去りにされて亡くなったことがあったが、又、悲しい事故が起きてしまった。
保育園の送迎バスに乗っていた千奈ちゃんがバスの中に置き去りにされて、重度の熱中症で亡くなったという。考えられない事故で
どうして起きたのか究明してもらいたい。バスを運転していた園長が確認しなかったというが、同時に客席にいたパートのおばちゃん
2人して確認をせずに降りて、そのまま車庫に入れたという。普通、乗用車でも駐車場に入れる時には忘れ物が無いか確認をするのだが、
ましてや子供たちを乗せて下車確認しないのは常識では考えられない。

こんな杜撰な園長は教育者としての資格が無いと思う。会見を見てもなぜか他人事で違和感を感じた。辞めれば済むものではない。
確かに臨時の運転だったかとは言うものの、人の命を預かる事の意識がなさすぎると思うのだ。園長という立場で俺はえらいんだ、
俺は経営者なんだというおごり、なんで俺が確認しなければいけないのか、パートのおばちゃんが見なかったからだと思っているのか。
ほんの数メートルの距離に居る子供をなぜ気づけなかったのか、自分の経験を照らしても不思議でならない。

前にも書いたが、私は子供の頃からボーイスカウトに入り、大学生で隊長という立場になり子供たちを連れて(今のようにバス移動でなく)
電車で移動し、子供たちを連れて野営地まで言った経験が度々あった。特に気を付けなければならないのは駅のホームを歩くときは
今はあまり見かけないがキスリングという横広のザックを背負って歩く時だった。体より広いサイドバッグは電車に触れる危険があり、
山にいるより神経を尖らせたものだ。指導者は常にアンテナを張って安全を確認するのが仕事であり、企業経営でも全方位でアンテナを
張って50年を過ごしてきた。車内に人感センサー等安全機器を取り付け、この国ではこのような痛ましい出来事は最後にして欲しいものだ。
ご両親に慰めを捧げ、千奈ちゃんのご冥福を心よりお祈りする。


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