葉山の海と森

葉山町の自然と日々の暮らしのスケッチ

心の闇とどう戦うか?

2014-08-16 14:08:43 | Weblog

痛ましいニュースが夏休み前にあったが、どう理解していいか分からないくらいの衝撃であった。以前にも佐世保において同級生に刺された小学生が学校で亡くなった事件があり、佐世保市民は辛い日々を送っているに違いないが、心の問題をどう捉えるかということはいくつになっても解決できるものではないことはこの年になっても自分で感じている。

人間の心の中にある善と悪の狭間にあるどちらにも偏る染色体があり、その傾き加減で今度のような事が起こるのかと思うと自分自身が空恐ろしくなってくる。今の日本の空気は戦争前夜と言う人も居るが、私はそうは思っていない。昭和の初め頃と今とではこの70年の間に心の変化や知識の積み重ねが沢山あり簡単には戦争にはならないと思うからで、只バランスが崩れた時が大きな変化が現れると思っている。

佐世保の件では当初父親の再婚問題が、つまり家庭的な問題でと思っていたが蓋を開けてみると継母とは上手くいっている様だし、小学校時分から問題を起こしていたと言うから幼いときから心の闇を抱えていたのだという事で、一般で考えられるような現象ではなかったので明らかに誰にも分からない(無論本人も)事態だったのだと思われる。これでは家庭の教育の問題とか学校の先生の力不足とかの表面上の責任追及は出来なくなってきているのだと思われます。

子供は大人の鏡とは言うがここに来て地方議員のお粗末さが多々露見し、居てもいなくてもいい人達が各地に沢山居るという現実を毎日見ているとこの国の危うさが『すぐそこにある危機』として実感してくる。つまり子供たちはネットや多種のメディアから大人たちの行動を見てこれで良いのかと錯覚してしまう。特にゲームの世界ではありえるだろう。痛さを感じない子供たち、スイッチひとつでONとOFFが切り替わる現実、辛ければ家の中に逃げ込んで篭城する。これでは肌のぬくもりや温かさ、冷たさが分かるわけないのだ。

世界を見ても理解に苦しむ事ばかりだ。イスラエルのガザ爆撃、元々住んでいたパレスチナ人(カナン人)を追い出し、シオニズム運動で1945年以降イスラエルに戻った人達がアメリカの後押しで建国し、元の住民と軋轢を起こしたわけで、昔はあの地区はアブラハムの子孫が諸部族となって散らばっていたのだからいわば身内のはずだ。アブラハムは今のイラクのユフラテ川のウルという町の出身で啓示によってカナンに移ってきたのだから、揉めることは無い様に思うのだが、これが人間なんだろうと思うのだ。

集団的自衛権のアベチャンにしても心に闇を抱えているかも知れないし、上目遣いの石ちゃんも心の中は闇だらけかもしれない。俺もいずれはトップに立ってという想いは一般社会にもあっていつかは会社のトップになろうと虎視眈々と狙っている人達の闇は広く深くドス黒いものだと思っていたほうが間違いないだろう。

外国の首脳間でも同じような闇の取引を数限りなくやっていて、凡人には分からない世界があるんだろうなと思いつつ、心の闇をなくす努力をしなければとこの夏の暑さの中で考えるお盆の休みです。因みに私の心の闇と言えば女房に内緒で東京や横浜、鎌倉で飲み歩くことで、多少金を使っても『今日は2000円会費だったよ』と金額を誤魔化す位だから可愛いもんです。

秋に始まる臨時国会において政治家たちの心の闇をしっかり見極めて、次の選挙に備えましょう。孫の世代が幸せに暮らせる環境を今我々が作る努力をしましょう。

因みに、アベチャン、葉山にはアベノミクスは届いていません。海の家は閑散、駐車場は空いていて一向に売り上げは伸びないそうです。ガソリン代が160円超えて横横道路の日本一高い通行料では人は来ませんね。夏祭りの太鼓の音を聞きながら心の闇を退治したいと願う夏です。

 

 

 

 

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心の闇とどう戦うか?

2014-08-16 14:08:43 | Weblog

痛ましいニュースが夏休み前にあったが、どう理解していいか分からないくらいの衝撃であった。以前にも佐世保において同級生に刺された小学生が学校で亡くなった事件があり、佐世保市民は辛い日々を送っているに違いないが、心の問題をどう捉えるかということはいくつになっても解決できるものではないことはこの年になっても自分で感じている。

人間の心の中にある善と悪の狭間にあるどちらにも偏る染色体があり、その傾き加減で今度のような事が起こるのかと思うと自分自身が空恐ろしくなってくる。今の日本の空気は戦争前夜と言う人も居るが、私はそうは思っていない。昭和の初め頃と今とではこの70年の間に心の変化や知識の積み重ねが沢山あり簡単には戦争にはならないと思うからで、只バランスが崩れた時が大きな変化が現れると思っている。

佐世保の件では当初父親の再婚問題が、つまり家庭的な問題でと思っていたが蓋を開けてみると継母とは上手くいっている様だし、小学校時分から問題を起こしていたと言うから幼いときから心の闇を抱えていたのだという事で、一般で考えられるような現象ではなかったので明らかに誰にも分からない(無論本人も)事態だったのだと思われる。これでは家庭の教育の問題とか学校の先生の力不足とかの表面上の責任追及は出来なくなってきているのだと思われます。

子供は大人の鏡とは言うがここに来て地方議員のお粗末さが多々露見し、居てもいなくてもいい人達が各地に沢山居るという現実を毎日見ているとこの国の危うさが『すぐそこにある危機』として実感してくる。つまり子供たちはネットや多種のメディアから大人たちの行動を見てこれで良いのかと錯覚してしまう。特にゲームの世界ではありえるだろう。痛さを感じない子供たち、スイッチひとつでONとOFFが切り替わる現実、辛ければ家の中に逃げ込んで篭城する。これでは肌のぬくもりや温かさ、冷たさが分かるわけないのだ。

世界を見ても理解に苦しむ事ばかりだ。イスラエルのガザ爆撃、元々住んでいたパレスチナ人(カナン人)を追い出し、シオニズム運動で1945年以降イスラエルに戻った人達がアメリカの後押しで建国し、元の住民と軋轢を起こしたわけで、昔はあの地区はアブラハムの子孫が諸部族となって散らばっていたのだからいわば身内のはずだ。アブラハムは今のイラクのユフラテ川のウルという町の出身で啓示によってカナンに移ってきたのだから、揉めることは無い様に思うのだが、これが人間なんだろうと思うのだ。

集団的自衛権のアベチャンにしても心に闇を抱えているかも知れないし、上目遣いの石ちゃんも心の中は闇だらけかもしれない。俺もいずれはトップに立ってという想いは一般社会にもあっていつかは会社のトップになろうと虎視眈々と狙っている人達の闇は広く深くドス黒いものだと思っていたほうが間違いないだろう。

外国の首脳間でも同じような闇の取引を数限りなくやっていて、凡人には分からない世界があるんだろうなと思いつつ、心の闇をなくす努力をしなければとこの夏の暑さの中で考えるお盆の休みです。因みに私の心の闇と言えば女房に内緒で東京や横浜、鎌倉で飲み歩くことで、多少金を使っても『今日は2000円会費だったよ』と金額を誤魔化す位だから可愛いもんです。

秋に始まる臨時国会において政治家たちの心の闇をしっかり見極めて、次の選挙に備えましょう。孫の世代が幸せに暮らせる環境を今我々が作る努力をしましょう。

因みに、アベチャン、葉山にはアベノミクスは届いていません。海の家は閑散、駐車場は空いていて一向に売り上げは伸びないそうです。ガソリン代が160円超えて横横道路の日本一高い通行料では人は来ませんね。夏祭りの太鼓の音を聞きながら心の闇を退治したいと願う夏です。

 

 

 

 

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