ご承知の通りサブプライムに端を発した、アメリカの金融破綻は全世界にその影響を及ぼし、今や1920年代の恐慌の前触れであるとさえ言われていますが、これは所謂金融工学の破綻であり、拝金主義の破綻でもあるという認識を誰でも持っていると思います。余りにも杜撰な考え方がこの数十年まかり通っていたのが不思議で、それを当たり前のように享受していた日本というこの国のあり方を考えなければ、この先の生活が成り立たなくなる事を我々が真剣に考えなければならないと思います。
何故こんな事になったのかというと国をどういう形にするかというビジョンも無くただ闇雲に経済至上主義を標榜し、アメリカ頼みの政治、経済、食文化までもが所謂植民地化したことに由来するのではないだろうか?
確かに私もアメリカは好きだし何人も友人も居るが、ここのところに来て本当に次世代にこの国をバトンタッチできるか、心配になってきた。
今まだ、現役として実業の世界の片隅に身をおいているが、社会に役立つ物を作り、知恵を絞り、良いものを安く提供する事に命をかけてやっているつもりでも、外的要因で仕事が出来なくなるという理不尽な事がありすぎではありませんか?
特に今政治の世界では何時解散か、景気対策かなどと議論をしているようだが、ここまで政治不信にさせた責任は誰が取るのか、一般企業でも社長が変わっても累積の赤字があるならばその赤字は新任の社長が引き継ぎ、元や前経営陣に何らかのペナルティーを課すのが当たり前なのに政治の世界ではこれっきりである。
緊急対策として中小企業の貸し出し枠の増額やら信用保証協会の保証制度の拡充だのいっているが、本当に役所も政治家も分かっていない。
借りた金は返さなければならない。仕事が無ければ金も要らない。従業員は解雇しなければならない。現場が分かっていないから滔々と麻生のボンボンが説明してる。
本当の意味の中小企業対策であれば、今借りている借入金の2000万円位までを限度として、徳政令でチャラにするくらいの政策ならば、零細、中小企業は息を吹き返しますよ。今までの好況と言われているのは大企業であって町工場などは火の車で、特に後継者の居ないところは、借り入れ負担と仕事減少で止めるに止められない状況が、続いているのです。
この国を駄目にするのは政治家であり役人であり、何よりも国民である事を自覚したいこの頃である。しかし希望はあるノーベル賞受賞者が3人も出るこの国の技術力の確かさ、歌舞伎や落語、音楽その他芸術に関しては世界に冠たる物を持っている国であることも事実なので、その個人能力分野で国がサポートできる体制を望みたい。
昨年来皆さんにお世話になった葉山の緑地保存の現場が一定の緑を残すという事で協定を結び工事が始まったが、後1年から2年の時間をかけて土地の販売、住宅建設をするらしいのだが、その間にアメリカの金融危機の影響が片田舎の金融機関に及ばないように祈るばかりだ。造成後の塩漬けで土地が売れず代金回収も侭ならずぺんぺん草が生えるようでは、切り倒されていった樹木は哀れすぎるのではないだろうか。
『覆水盆に帰らず』とはよく言ったものだ。
何故こんな事になったのかというと国をどういう形にするかというビジョンも無くただ闇雲に経済至上主義を標榜し、アメリカ頼みの政治、経済、食文化までもが所謂植民地化したことに由来するのではないだろうか?
確かに私もアメリカは好きだし何人も友人も居るが、ここのところに来て本当に次世代にこの国をバトンタッチできるか、心配になってきた。
今まだ、現役として実業の世界の片隅に身をおいているが、社会に役立つ物を作り、知恵を絞り、良いものを安く提供する事に命をかけてやっているつもりでも、外的要因で仕事が出来なくなるという理不尽な事がありすぎではありませんか?
特に今政治の世界では何時解散か、景気対策かなどと議論をしているようだが、ここまで政治不信にさせた責任は誰が取るのか、一般企業でも社長が変わっても累積の赤字があるならばその赤字は新任の社長が引き継ぎ、元や前経営陣に何らかのペナルティーを課すのが当たり前なのに政治の世界ではこれっきりである。
緊急対策として中小企業の貸し出し枠の増額やら信用保証協会の保証制度の拡充だのいっているが、本当に役所も政治家も分かっていない。
借りた金は返さなければならない。仕事が無ければ金も要らない。従業員は解雇しなければならない。現場が分かっていないから滔々と麻生のボンボンが説明してる。
本当の意味の中小企業対策であれば、今借りている借入金の2000万円位までを限度として、徳政令でチャラにするくらいの政策ならば、零細、中小企業は息を吹き返しますよ。今までの好況と言われているのは大企業であって町工場などは火の車で、特に後継者の居ないところは、借り入れ負担と仕事減少で止めるに止められない状況が、続いているのです。
この国を駄目にするのは政治家であり役人であり、何よりも国民である事を自覚したいこの頃である。しかし希望はあるノーベル賞受賞者が3人も出るこの国の技術力の確かさ、歌舞伎や落語、音楽その他芸術に関しては世界に冠たる物を持っている国であることも事実なので、その個人能力分野で国がサポートできる体制を望みたい。
昨年来皆さんにお世話になった葉山の緑地保存の現場が一定の緑を残すという事で協定を結び工事が始まったが、後1年から2年の時間をかけて土地の販売、住宅建設をするらしいのだが、その間にアメリカの金融危機の影響が片田舎の金融機関に及ばないように祈るばかりだ。造成後の塩漬けで土地が売れず代金回収も侭ならずぺんぺん草が生えるようでは、切り倒されていった樹木は哀れすぎるのではないだろうか。
『覆水盆に帰らず』とはよく言ったものだ。