葉山の海と森

葉山町の自然と日々の暮らしのスケッチ

真夏の夜の夢

2024-07-22 11:51:59 | Weblog
今年も暑い夏がやって来た。子供の頃は鎌倉の海で毎日泳いで遊んでいたが、今は日焼けが怖くて海にも行けない。葉山に越して40年以上になるが、鎌倉より涼しいと思うのは海風のせいだろうか?鎌倉ではカーニバルが楽しみで8月の10日は楽しみにしていたものだ。今の公民館のあるところが市役所でそこに審査員がずらりと並び、隣の市民座の前では日劇ミュージックホールのおねーさんがストリップを披露していたものだった。おおらかな鎌倉の戦後の癒しだったのかも知れない。今ならお母さんんjたちが大騒ぎをするかもしれない、おおらかな時代であった。鎌倉文士たちが如何に力を持っていたとの゙証かもしれない。何かしらおおらかで鎌倉の奥深さが思い出される。今は八幡様の雪洞祭りが夏の風物詩になっているが昔はあんなに沢山の行灯はなかったように思われる。夏を越す夏越し祭りであったのだが、今はただの人寄せ祭りになってしまった。そして覚園寺の黒地蔵は10日朝早く行ってお参りしたものだった。私の母の年代は縁日やお祭りは欠かさず早くから私を連れてお参りに行かされるた。寺参りが好きになったのはそのせいであろうと思われる。家内と結婚する前はよく寺へ連れて行き嫌がれた事が度々あった。夏は何かと仏事があるが、寺やお墓で手を合わせるとなぜか安堵するのは母からの遺伝かもしれない。8月は慰霊の月でもあるので鎌倉詣で先祖の慰霊をかんがえている。
鎌倉の神社、仏閣に言いたいもっと風習を残し、大いに宣伝したいところだと暑さの中で故郷を思い起こしている。
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